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2020/5/31

なんで伊豆にいるのだろう??

田中 章雄

みつばちのーと代表の田中章雄です。

今は養蜂家にとって
一年で一番過酷な時期です。

体力の底が尽きてても
ミツバチと花は待ってくれないので
気力だけで日々動いています。

半日でいいから休ませてほしい、
少しだけでもゆっくり寝かせてほしい。

でも今頑張らないで、
いつハチミツを採るんだ!!

と気力を振り絞って蜂場に向かう。
そんな毎日を過ごしております。

 

バタバタと過ごしておりますが、
先週の金曜日、
サラリーマン時代に住んでいた
横浜のマンションが売れて、
引き渡し&決済をしてきました。

私は新卒で横浜の
不動産仲介の会社に就職しました。

その会社に勤めている時に、
ちょうど長男が生まれるタイミングで
築年数は古いけど、
いい物件が出たので購入しました。

全部一回壊して、
フルリフォームしました。

おかげでとても満足のいく
マイホームとなりました。

その時には、
まさか私たちは横浜から
引っ越すだなんて考えた事なかったし、

まさかまさか、
私が独立するだなんて
考えて事もありませんでした。

そして、養蜂家になるだなんて。
養蜂家という仕事があることすら
気づいてすらいなかったのに・・・

そんな私が今伊豆にいる理由

でも今、伊豆半島の伊東におります。

ちなみに、
私は結構引越ししてきましたが、
伊東は縁もゆかりもない土地です。

なぜ、養蜂家として独立する時に
伊豆半島・伊東を選んだのか。

それは、
『みかんのハチミツ』が採りたかったから!!
です。

養蜂の修行をさせてもらっていた
師匠の『みかんハチミツ』を食べた時に
「これはうまい!!これを採りたい!!」
と衝撃を受けました。

独立するのであれば、
『みかんのハチミツ』が取れるところで
養蜂を始めたい。

そこで調べてみると、
日本の産地では、
小田原から西(南)でないと
みかんの産地がない
ということがわかりました。

妻の出身が横浜という事もあり、
小田原から伊豆あたりで
蜂場を確保できないかなと
必死に探していたところ、

なんと大学の研究室の先輩が
伊東市出身で、
おじさんが畑に蜂を置いていいよと
おっしゃって下さっていると
話をくださいました。

そのおじさんというのが、
今みつばちのーとで
スタッフとして(しかもご夫婦で)
お手伝い頂いている
波多江(はたえ)さんです。

波多江さんと先輩のおかげで、
今こうやって伊東で
養蜂ができている訳です。

波多江さんには
お世話になりっぱなしで
感謝しかありません。

 

「みかんの雫」へのこだわり

『みかんハチミツ』を私たちは
『みかんの雫』と名付けております。

こんな感じで、
『みかんの雫』を採りたくて
移住してきた私にとって、

美味しい『みかんの雫』を採蜜する事に
かなりエネルギーを注いでおります。

みかんの花が咲く5月に照準を定め、
秋から春にかけて蜂作りを頑張ります。

ミツバチがたくさんいないと、
人間が頂くほどのハチミツを
集められませんから。

蜂作りが上手くいったら、
みかんの花の蜜だけを絞れるよう、

みかんの花が咲く前に
巣箱に溜まったハチミツを絞ります。
(この時絞ったのは『はるの詩』と
名前のハチミツです。)

花が咲く前に絞る事によって、
純度の高い『みかんの雫』を
採蜜できるようにしています。

そして採蜜。
糖度が上がるタイミングと、

次の花が咲いて、
その蜜が入ってしまう前に
採蜜ができるように、
採蜜のタイミングを計ります。

今年は、「よし採蜜するぞ!」
と思った途端、雨の日が続き、
正直焦りました・・・

せっかく純度の高い
『みかんの雫』が溜まっているのに、

次の花が入ってきて、
『みかんの雫』のあのキレのある味わいが
損なわれたらどうしよう・・・

そんな焦りの中、

一人で採蜜をしているので
なかなか作業が進まない事で
さらに焦り、

体力の限界との戦いの中で、
必死に採蜜をしたのが、
今年の『みかんの雫』です。

(早く養蜂仲間が欲しい)

採蜜したものを
味見をしてみると・・・

めちゃくちゃうまい!!

今年の『みかんの雫』は
めちゃくちゃ美味いのが
採れましたよ♪

採蜜の時間が間に合わなくて、
一部、事務所に持ち帰って
採蜜をしていたのですが、

そこに子供達が興味津々に
採蜜の様子を見にきました。

蜜ブタというのを切ってから
遠心分離機に入れるのですが、

蜜ブタについているハチミツを
食べさせると、

「おいちぃ〜♪おいちぃ〜♪」
と2歳の息子は謎のダンスを始めました笑

そして、小学生の長男は、
「パパが養蜂家でよかったよ〜♪♪」
と嬉しそうに言ってくれたのが
何気に嬉しかったです。

そして、小学生の娘は、
「ハチミツいらない・・・」
・・・あれ?
もう反抗期かな??

次の日、スタッフにも
(無理やり?)味見をしてもらったら、
「おいし〜!!
これはお客様にも喜んでもらえるね♪」

と言っていたので、
おそらく美味しいと感じているのは
私だけではないはず!!

 

オススメの食べ方

『みかんの雫』のオススメの食べ方。

まずは、そのまま食べてみてください!!
これが一番私的にはオススメです。

それから、
ヨーグルトやトーストに
かけてみてください。
(トーストにバター塗っても美味しい♪)

そして、妻が教えてくれたのですが、
ヨーグルト+レモングラノーラ+みかんの雫

美味しいから食べてみてと言われ
食べてみたら、
とても相性がよかったので、

急遽『みかんの雫』の販売に合わせて
レモングラノーラを作ってもらいました。

是非、この食べ方もオススメなので、
試しみてください!!

本当にオススメです。

↓レモングラノーラはこちら↓

↓お得な5個セットもあります↓

 

明日から単品での販売を開始します。

先日のメールでは、
『去年と同じぐらいしか採れなかった』
と記載させて頂いたのですが、

最終的に測ってみたら、
去年より少し多く採れていました。

すでに定期便の販売は
開始しておりますが、
予想以上のご注文を頂きました。

ご注文頂いた方、
本当にありがとうございます。

現状の注文状況は、
今年の採蜜量の半分ぐらい
定期便にてご注文を頂いております。

あと半分ぐらい残っておりますので、
明日の19時から単品販売を
開始させて頂きます。

「酸味があるハチミツなんて嫌い・・・」
という方以外には
是非召し上がって頂きたいハチミツです♪

 

PS
定期便のご注文は本日までとなっております。

↓定期便はこちらからご確認ください↓

 

PPS
正直、どれぐらいのご購入希望者が
いらっしゃるかわかりません。

柔軟にサイズ対応ができるよう
あらかじめ予測本数の瓶詰めをしておりますが、
注文内容によって、
柔軟に追加の瓶詰めをしようと思い
全部はまだ瓶詰めしておりません。

注文に応じて追加の瓶詰めをするので、

一気に注文を頂いた場合は、
在庫管理のため、
在庫が少なくなってきたタイミングで
一度販売中止させて頂くかもしれません。

ご注文頂いたのに、ハチミツが足りない!
という事を防ぎたいと思います。

一度ご注文に対応させて頂き、
最終的な在庫が確定したタイミングで
再販売させて頂くかもしれません。

もしあまり人気がなかった場合は、
のんびり販売させて頂きます♪

 

PPPS
ついでに今まで住んだことある所はこちらです。
(興味ないですよね・・・)

お客様からご注文頂いた際に、
「その近く住んでました!!」と
言いたくなる時があるのですが、
我慢してます。

・小学校低学年まで
我孫子市若松
(我孫子第一小学校)

・小学校の途中から
取手市戸頭
(戸頭東小→戸頭中→水海道一高)

・大学生から
宇都宮市峰、平松本町
(宇都宮大学農学部)
宇都宮も好きだったな〜

・社会人になってから
横浜市(能見台、立場、大船あたり)

そして不動産で働いていたので、
金沢区、磯子区、港南区、
栄区、戸塚区、泉区
あたりは住所を見ると、
「あそこへんにお住まいなんだな〜」とか
「あのマンションなんだな〜」とか
考えてしまいます。

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代表
田中 章雄 AKIO TANAKA
1986年3月生まれ、茨城県取手市出身、宇都宮大学農学部農業環境工学科卒業。大学卒業後、横浜の不動産仲介会社に入社して営業・人事を経験。大学時代に経験したグリーンツーリズムで感じた自然資源の可能性・豊かさを忘れられず農業ベンチャー企業へ転職。そこで養蜂と運命的に出会い、どんどん魅力にとりつかれる。師匠にお願いし、広島に移り住み、養蜂の修行を積む。2015年3月に養蜂家として独立するために静岡県伊東市に移住。日々養蜂家として勉強の日々を過ごしている。プライベートでは3児(息子2人と娘1人)のパパ。

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