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2022/4/1

すくすく育っています

大須賀 将

こんにちは~みつばちのーとのマサルです。みなさまお元気ですか?

伊豆の山々は新葉が萌え、風にのって来た新緑の香りが気持ち良く感じる今日このごろ。

そんな新緑に萌え~な私は週末ガーデニングに夢中です。

我が家には4畳半ほどの小さな畑があり、小さいながらも季節ごとの野菜や草花を植えて楽しんでおります。

先日、小学生の長男とじゃがいもの種芋を植えました。

芽が出て出たら芽かき、天気のいい日には中耕、土寄せ、草刈りと収穫までには色々な作業があります。
だけど自分で育てた野菜の味わいはレストランに負けないほど!
また花が咲けば多くの昆虫が飛び交う姿を見れるなあ〜なんて妄想したり。なんだか養蜂と通じるものがありますね。

 

さて、養蜂場のみつばち。最近のポカポカ陽気で早朝から餌を探しに行く姿が見られるようになりました。冬場の寒さが厳しかったからなのか生育が遅れていたので一安心。

巣箱の外では梅の流蜜が終わり、みつばちは野フキ、野いちごに訪花しています。
巣を点検すると花粉を脚につけたハチ、花蜜をハチミツに精製しているハチ。巣作りをするハチ。2月の産卵から働きバチ(夏バチ)が順調に育っていることがわかります。

 

働き蜂は年間を通して2つの組織から成り立っています。一つは秋から春先まで180日前後の寿命を持つ冬バチ。冬バチは巣造りから育児、巣箱内の清掃、温度、二酸化炭素調整をこなす万能選手。冬は餌となる蜜源植物が殆どないため、貯めておいたハチミツで子孫を残す必要があります。そのため、女王蜂は産卵をせずに最小限の家族で冬越します。

もう一方の組織は、春先から秋口までの間働く寿命が40日前後の夏バチ。

丁度この時期に組織変更があります。夏バチのしごとは分業制です。

春から夏は蜜源が豊富なので女王蜂は活溌に産卵。
その結果ハチの数も増えます。厳しい冬に備え蜜を蓄えるためには多くの働きバチが必要です。

ミツバチは花の蜜を集めるために一日に2000の花を訪れると言われています。1回で集める蜜は約40mg。

みつばちの体重は約120mg。実に体重の三分の一に当たる重さの蜜をかかえ、遠くて2キロの距離を何十往復もするわけだから短命で分業制なのも頷けますね。

このようにミツバチは長い年月の中で、生存競争を生き残るため、蜜源植物とともに進化の過程をたどりました。もう本当に可愛らしくて尊敬しかないですね。

 

これから山桜、ソメイヨシノが咲く頃、それに合わせたようにハチの数は増えてきます。巣箱の蓋を開けたとたんにハチが溢れ出てくるようになれば、ようやく一人前の採蜜できる一つの群が完成。ただ今年は桜の新蜜は間に合わなそうです。。。

でも、みかんのハチミツは!!!

 

みつばちのーと言えばみかんハチミツ!
おかげ様で人気商品となり、田中代表のこだわりでもあります。

今年から、みかん畑に囲まれた一角に念願の新しい蜂場を構えることになりました。
「みかんの雫ハチミツ」採蜜に向け、慣れない土木作業も「多くのお客様にみかんハチミツを届ける~」という意気込みで行っております。

養蜂部は3月より新しい仲間が加わり一段とパワーアップしました!

小関かなこさん、と言います。とても頼もしくて、養蜂がしたい!!という想いのもと、入社早々から新しい整備の力仕事もガツガツ働いてくれているのでうれしいですね

これからもお客様に「みつばちのーとのハチミツを食べて良かったわ」と喜んで頂けるよう、手仕事の温もりを伝えられるようスタッフ一同奮闘して参ります。

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養蜂家
大須賀 将 masaru osuga
元料理人。1次生産者としての農的な暮らしへ憧れ、2020年10月から養蜂家として新たな人生をスタート。

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