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2022/9/26

養蜂場の秋、みぃつけた

大須賀 将

こんにちは。
養蜂部マサルです。

季節は秋。

養蜂場もだんだんと秋めいてきました。

8月末の「清夏の薫り」ハチミツのときは、
まだまだ残暑厳しくて、
はやく涼しくなって欲しい!!と思っていましたが、

だんだんと、山が秋色になってきました。

三島の養蜂場からは富士山がのぞくことができ、
もうすぐ、初冠雪の時期だなと思っていました。

9月に入ってから、
養蜂場の仕事をひとりですることが多く、
しみじみと、少し寂しい気持ちで
お世話をしています。

 

来年の春にむけて


女王蜂は産卵数を減らしていきます。

産卵が少ないので巣箱全体のハチ数は次第に減っていきます。

自然の理ではありますが、
産卵がない状態が続けば
花粉や花蜜を集めることができないので
育児ができません。

蜜が少ないので栄養失調でやがては消滅なんてことも。

これからの季節のお世話。

代用花粉と砂糖水を配給して、
女王蜂の産卵を促し、
来年の春の採蜜にふさわしい働き蜂を作ります。

そして、今からも新たなミツバチも誕生します。

スズメバチのシーズンです。

青いネットはスズメバチよけのネット。

生れたばかりのハチたちが、
興味津々に、外にでかけていっています。

でも油断すると、スズメバチに襲われちゃうんですよね。

養蜂場は、今、
ダニと、スズメバチから、ミツバチを守ることをメインに、元気に育つよう見守っています。

全体的にミツバチは減ったので、
小さな羽の音、
風の音、
時々、車の音。。。と、静かな養蜂場。

でも、スズメバチがやってきたら、退治して…
ひとり、大騒ぎしています。

畑の横の木にはいつの間にやら、
アシナガバチが巣を作っていました。

先日の大雨で、もしかしたら、巣が壊れて、新たに作ったのかな。

アシナガバチもスズメバチも、子育てに一生懸命。

でも、スズメバチは私たちのミツバチを食べてしまうのうで、必死に守っている、秋の養蜂場です。

とんぼが遊びにやってきてくれました。

カマキリも、秋色になって、産卵の場所をさがしているようです。

夏は、夕暮れが遅く、
いつまでも西日に照らされてきつかったこの地も、
ようやく秋が訪れ、風が心地よいです。

一生懸命、一日働いた後の、こんな景色に出会えて。。。

充実感でいっぱいになりました。

足元をみると、クローバーの花の蜜を吸っていました。

かわいいですね。

養蜂家の休日

今年最後の採蜜が終わり、その後の休日。

地元の市場をのぞくと、
珍しい魚をゲットしました。

赤いのはキンメダイ!ではないですよ。

赤ハタ。スーパーでもあまり見ない高級魚でしょうか。

やっぱり、新鮮さをいただきたいから、
お刺身にして、休日の夕飯をたのしみました。

こんな時はやっぱり、熱海に住んでよかったなと
思う瞬間です。

自然豊かな伊豆の養蜂場で、
毎日、ハチのお世話をして
時々、美味しい自然の恵みがいただけて。

ありがたいですね。

皆さんは、連休は何をして過ごされましたか?

伊豆に遊びにきた際は、ぜひ、みつばちのーとに
お立ちよりくださいね!!

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養蜂家
大須賀 将 masaru osuga
元料理人。1次生産者としての農的な暮らしへ憧れ、2020年10月から養蜂家として新たな人生をスタート。

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