mitsubachi note


濃厚な薫りと、柑橘のような爽やかな甘みが広がる『清夏の薫り(せいかのかおり)』。

みかん科の花「カラスザンショウ」をメインに、夏の花々から集めたハチミツです。

すっきりとした爽やかな甘みで、
「今まで食べたことのない味でおいしい!」と人気なんですよ。

実は、カラスザンショウの蜜は糖度がなかなか上がらず、採蜜が難しいため、とても貴重なハチミツです。

毎年8月に採蜜する、『清夏の薫り(せいかのかおり)』。

口に入れた瞬間、柑橘の薫り広がる濃厚な甘さ

甘すぎないフルーティーな甘みの中に、

ほのかなピリッとした後味が感じられる、大人の味わいのハチミツです。

この機会にぜひ、『清夏の薫り』をお試しください。

花々の雫」と「清夏の薫り」に、大容量サイズの2.4kgサイズが登場しました!

大きい瓶は重くて、フタが開けにくい!
詰め替えはしているけど、こぼれやすくて困る…
空き瓶の処分が大変!

そんなお客様の声に寄り添い、毎日の暮らしに役立つ大容量サイズをご用意しました。

『清夏の薫りは、梅雨明け7月下旬頃に咲く「カラスザンショウなど夏の花々から集めてくるハチミツです。

この花の蜜は糖度が低いため、採蜜するタイミングには特に気を遣います。

採蜜のタイミングを間違えると、水分量が多く発酵してしまい、ハチミツとは言えなくなってしまうのです。』

『独立して1年目の頃は、「蜜がいっぱい貯まってきた!」とあわてて採蜜してしまい、

まだ完熟しておらず、糖度が低いまま…

何度も失敗したことを今でも思い出します。

そんな経験から、糖度が上がるのをじっくりと待つようにしています。』

『外気温が30℃を超えると、夜になってもそんなに気温が下がりません。

巣箱の中は36℃前後で、気温差が少ないと花の蜜の糖度が上がりにくくなります。

そもそも夏って湿度も高いですよね。

雨が降るとさらに湿気が増えて、ハチミツが湿気を吸収しやすくなるため、糖度が下がってしまいます。

ミツバチたちは一生懸命羽を動かして、巣箱の中に気流を生み出し、徐々に水分を飛ばして糖度を高めていきます。』

『カラスザンショウの花がほぼ咲き終わった頃、ようやく水分量が減り、ミツバチたちが蜜に蓋をします。

蜜蓋がかけられているということは、ハチミツができあがっている証拠です。

カラスザンショウの開花から約ひと月が経った頃、ようやく清夏の薫りを採蜜することができます。』

『このブクブクとした泡、なんだと思いますか?

もしかしたら、ハチミツの表面で見たことがある方もいるかもしれませんね。

実はその正体は、「天然酵素」なんです。

夏は食材が傷みやすい時期、ミツバチはそれを知っているのでしょうか?

ミツバチたちは、ハチミツを熟成させて長期貯蜜するために、

分泌した酵素のチカラで、微生物が生きられない環境を作りだしています。

この泡は、天然ハチミツならではの特徴で、食べても全く問題ありませんよ。

これぞ、完熟の天然ハチミツです!』

『一口食べると、残暑の暑さが吹き飛ぶような爽やかな風味が口いっぱいに広がります。

採れたてのハチミツはサラッと澄んだ味わいですが、数日経つと濃厚な甘さに!

まずはそのままひとくち、食べてみてください。

ミツバチたちがじっくり熟成させた採蜜したての『清夏の薫り』を、ぜひ召し上がってくださいね。』

みつばちのーと 田中章雄

 


『清夏の薫り』は、夏に咲く、カラスザンショウというみかん科の樹木が咲く時期に集めてきたハチミツです。

酷暑の中、ミツバチたちが一生懸命に一滴一滴蜜を集めてできた、貴重なハチミツです。

ひと口食べると濃厚な甘みと柑橘の薫りがふわっと広がります。

食べたあとも、のどの奥まで柑橘の風味をしっかり楽しめますよ。

甘すぎないフルーティーな甘みの中に、ほんのりピリッと感じる大人の味わいです。

『清夏の薫り』は、カラスザンショウという花をメインとした、夏の花々から集めたハチミツです。

カラスザンショウはみかん科の樹木で、例年、梅雨明け7月下旬頃に咲きはじめます。

香辛料で有名なサンショウの仲間の樹木ですが、10mを超える大木も多いです。

伊豆にたくさん自生していて、水分量が多く、糖度が低いのが特徴です。

糖度が上がるまでに時間がかかるため、採蜜が難しく、とても貴重なハチミツです。

みつばちのーとは、伊豆半島の豊かな自然からミツバチが集めてきたハチミツを生産している養蜂家です。

ミツバチの育成からハチミツの製造まで、すべて手作業で行っております。

天然のハチミツには、約180種類の栄養素が生きていると言われております。

しかし、そのハチミツに55℃以上の高熱を加えてしまうと、栄養素の大部分が失われてしまいます。

みつばちのーとでは、“混ぜ物”・“高熱処理をせずに、そのままの“天然生ハチミツ”をお届けします。

実は、日本で出回っているハチミツのうち、国産ハチミツはたったの7%ほど。

その中でも混ぜ物・高熱処理をしていないハチミツはさらに少なくて、貴重なハチミツなんですよ。

 

異なる味わいをお楽しみいただけます

天然ハチミツは、ミツバチが集める花の蜜」「花が咲く場所」「年代などによって味わいが異なります

同じ日程で、同じ場所で採った去年と今年のハチミツも違う。

巣箱ごとにも、味わいが少しずつ変わります。

市場に出回るハチミツとは違い、天然のハチミツは違って当たり前。

ミツバチが集めた自然のハチミツの個性をそのまま味わっていただけたら嬉しいです。

 

そのままでも美味しい『清夏の薫り』ですが、

他の食材と合わせることで、風味や甘みがさらに引き立ちます。

柑橘を思わせる爽やかな風味があるので、定番のヨーグルトやトーストに合わせても。

フルーツに合わせると、甘みと風味がプラスされ芳醇な香りが楽しめます。

フルーティーな甘さで食材の旨味を邪魔せず、お料理にも合わせやすいですよ。

 

■定番のヨーグルトに

いつものヨーグルトに、フルーツとハチミツをたっぷりかけて。

ヨーグルトの酸味を引き立たせる、爽やかな甘さに癒されます。

 

■トーストに

バタートーストに、たっぷりのハチミツをかけて。

小麦の香ばしさ、バターのコクとハチミツのさらっとした甘さが広がり、一口食べると止まらなくなります。

柑橘の薫りと澄んだ甘さは、特にハード系のパンがおすすめです。

 

■フルーツに

カットしたキウイフルーツやオレンジなどにかけるのはもちろん、

リンゴを少し煮て、仕上げにハチミツをかければ、自家製フルーツコンポートのできあがり!

リンゴの甘さを引き立たせて濃厚な甘みになるのですが、後味はさっぱりとフルーティーで美味しいですよ♪

アイスクリームやシナモンを添えて、どうぞ。

 

■チーズと合わせて

ハチミツとチーズは相性抜群の組み合わせですよね。

生ハムにモッツァレラチーズとマンゴーをくるくると巻いて、ハチミツをとろりとたらして、おつまみにしてみました。

マンゴーをトマトやイチジクに替えても◎

おもてなしやあと一品料理にぴったりですよ。

 

■旬の味覚と

カリッと揚げたアツアツのサツマイモに、塩をぱらり。

食べるときにハチミツをとろ~りとかけて、召し上がれ。

子供のおやつにも、ぴったりですよね。

 

■お料理に

ハチミツ×醤油×レモン果汁を、合わせるだけで、簡単な合わせタレになりますよ。

ソテーしたお魚やお肉にそのままかけてどうぞ。

ハチミツは混ぜ合わせるだけで、調味料として使えて、かけるだけで栄養もそのままいただけますよ。

 

たっぷり入って、送料も手頃なサイズがあればな…
最後の1滴まで使いたいのに、中々取り出せない!
瓶入りのハチミツは使いにくくて…

毎日ハチミツを使うお客様に、配送料もお得に、たっぷり使えるハチミツをお届けしたい!

という思いから誕生した、手軽に使いやすい『スパウトパウチタイプハチミツ』。

「軽くて、最後まで使いやすくて、ごみ捨ても困らない!」と大人気!

そんな『スパウトパウチ』の人気の秘密をご紹介いたします。

 

■混ぜ物・高熱処理なし天然ハチミツ

『スパウトパウチハチミツ』は、注ぎ口(スパウト)がついた袋(パウチ)に詰めたハチミツです。

混ぜ物”・“高熱処理をしていない、国産の天然ハチミツを充填しています。

国産の天然生ハチミツは、採蜜時に咲いていた花によって、味や香りなどそれぞれに個性があります。

パウチでもしっかり栄養素の詰まった「天然生ハチミツ」を召し上がっていただけます。

 

■詰め替えラクラク♪

ハチミツは注ぎ口から簡単に出せて、手持ちの容器にサッと詰め替えることができます。

チューブボトルがあれば、お気に入りのハチミツがなくなるたびに詰め替えて、何度でも便利にご利用いただけます

空いた容器はそのままゴミ箱に捨てるだけで手間いらず!

大容量を買って詰め替えることで、お得に使え、ゴミも少なくて嬉しいですね♪

※チューブボトルをご購入の場合、「宅急便」でのお届けとなりますのでご了承ください。

 

■キャップ式で開けやすい

注ぎ口はキャップ式なので、開け閉めが簡単にできます。

瓶のフタよりも開けやすく、力を入れずにお子さんでも簡単に開けられますよ。

キャップを開けてそのまま使えるので、ハチミツ漬けなど季節の手仕事にも手軽にたっぷりご利用いただけます。

また、瓶のように、スプーンですくう必要がないので、

手が汚れにくく、扱いやすいのも嬉しいポイントです。

 

■最後まで使える!

「瓶に残った最後のハチミツが、余ってもったいない…」と思ったことはありませんか?

パウチタイプは、柔らかい素材なので、くるくる丸めてハチミツを絞り出すことができます。

最後まで無駄なく、美味しく召し上がっていただけますよ。

さらに、折りたたんでコンパクトに捨てられるのも便利です◎

 

■送料が安く、受け取りも便利♪

サイズと数量によって、ポストに届く「クロネコゆうパケット」でお届けいたします。

全国一律330円の送料で、配送料がお得です。

ポストへの投函となるため、受け取りの心配がなく、いつでもお受け取りいただけます

日頃よりお忙しいお客様でも、気軽にハチミツ生活を続けていただけますよ。

このまま贈り物に選んでいただければ、ポストに届くので、相手先様も手軽に受け取ることができます。

※クロネコゆうパケットでのお届け可能サイズと数量は以下となります。

●300g 2個まで
●500g 1個まで
●500g×1個・300g×1個の場合 計2個まで

 

■小さなサイズは一人暮らしにも使いやすい

一人暮らしだと、ハチミツが余ってしまう。

そんなお声にお応えして、使い切りやすい90gを詰めました。

仕送りに入れられる

「一人暮らしのご家族へ仕送りの荷物と一緒に送ったら、喜んでくれた」というお客様の声を頂戴しました。

そんな風に、家族の健康をきづかうあなた様にもきっと使いやすいタイプだと思います。

■さっと、パッと、毎日のお食事に

全サイズ、スタンドタイプのスパウトパウチなので、食卓に置いてサッととったり、収納もしやすいでしょう。

健やかな毎日のために、続けられる定番のハチミツなら、食事の合間のおやつや、朝のデザートに。

■毎日のお料理に

砂糖替わりに、調味料として使いたいときに、サッととりだせます。

自家製、フルーツ漬けなど手作りを楽しんで

レモンやオレンジ、キウイなど、お好きなフルーツをハチミツに漬けて食べやすくしたり、ドリンクやヨーグルトに入れたり、フレッシュな香りと甘みが広がりますよ!

■ハチミツを加熱するときは60℃以下(パウチは45℃以下)

ハチミツは、60℃以上に加熱すると栄養素が壊れてしまうと言われています。
そのままかけて召し上がるか、ホットドリンクに入れる際は、飲み物と一緒に舐めたり、少し冷めてから入れるのがおすすめです。

また、天然ハチミツは白く固まる(結晶)ことがあります。

スパウトパウチ容器のまま溶かしたい場合は、お湯の温度を45℃程度にして湯せんにかけ、ゆっくり溶かしてください。
尚、スパウトパウチの耐熱温度は85℃ですので、加熱しすぎにご注意ください。

■冷蔵庫で保管しなくてOK

ハチミツは常温保存が可能です。

使う際は、必要な分を直接かけるか、スプーンなどにとってご利用ください。
また、容器に液体などが入らないようにして、しっかりとフタを閉めてください。

■ハチミツは1日大さじ1~2杯が適量

私どもの取り扱う“天然ハチミツ”は、砂糖より少ない量で甘みを感じることができます。

朝晩に大さじ1杯程度を目安に召し上がれと良いと言われています。
でも、美味しいからと言って、糖分の摂り過ぎに気を付けてくださいね。

スパウトタイプは、500g・300g・90g3つのサイズをご用意しております。

手軽に使える小さなサイズから、毎日の暮らしに役立つ大きいサイズまで。

ハチミツは、体にも心にもやさしく寄り添ってくれる、毎日のくらしにうれしい食べ物だと思います。

瓶よりも軽くて、詰め替え簡単なパウチ容器なので、小分けして日常使いにとても便利です。

※「清夏の薫り」、「花々の雫」には、2.4kgサイズの大容量もご用意しています。

清夏の薫り」の2.4kgサイズが登場しました!

大きい瓶は重くて、フタが開けにくい!
詰め替えはしているけど、こぼれやすくて困る…
空き瓶の処分が大変!

そんなお客様の声に寄り添い、毎日の暮らしに役立つ大容量サイズをご用意しました。

スパウトパウチのお届け方法は【クロネコゆうパケット】と【宅配便】の2種類からお選びいただけます。

ポストにお届けをご希望の場合は、「クロネコゆうパケット」をお選びください。

全国一律330円の送料となりますので、宅配便よりも配送料がお得です。

尚、「クロネコゆうパケット」はお届け可能な箱のサイズが限られているため、お入れできる数に限りがございます。

【クロネコゆうパケット】
●500g 1個まで
●300g 2個まで
●90g 5個まで

※上記以上のご購入の場合、「クロネコゆうパケット」でのお届けはできませんのでご注意ください。

万が一、クロネコゆうパケットをお選びいただいた場合、「宅配便」でのお届けに変更させていただきます。

その際、送料が変更となり、自動的に金額の変更をさせていただきますので、ご了承いただきますようお願い致します。

【宅配便】
何個でもお届け可能です。

スパウトパウチは、配送や保管時に破損しにくく、食卓での収納も簡単です。

「クロネコゆうパケット」で送れるサイズや容量を超えるご注文の場合は、必ず「宅配便」をお選びください。

また、そのほかのハチミツ商品をご注文の場合、商品によっては「宅急便」でのお届けとなりますのでご了承ください。

美味しくて健康にもうれしいハチミツは、大切な方へのプレゼントにぴったりです。

ギフトやちょっとした贈り物に、【クロネコゆうパケット】を利用すれば、直接相手方のポストにお届けできます。

贈りやすく、受取り日時を気にすることなく、お相手に気を使わせなく贈れるので便利です。

遠方におられるご家族やご友人への贈り物にいかがでしょうか?

※「クロネコゆうパケットでは、着日や配送時間の指定を承ることが出来ませんので、予めご了承ください。

プレゼントをご希望の際は、配送先情報に、お届け先のご住所のご入力をお願い致します。
ご注文者様とお届け先様が違う場合、明細書などの金額が分かるものはお入れしません。

尚、プレゼント用のギフトボックスや、簡易ラッピング素材もご用意しております。

ギフト用素材一覧はコチラ

 

液だれしにくいチューブタイプもご用意しております。

ハチミツの主成分であるブドウ糖が白く固まることにより『結晶』という現象が起きます。

一般的に、気温が約14℃を下回ると結晶しやすくなるといわれています。
そのため、ハチミツは冷蔵庫に入れず、常温にて保管いただくことをお勧めします。

結晶しても、品質が劣ったり、カビが生えたわけではございませんので、ご安心くださいね。

カビと見間違えることもありますが、
ハチミツ全体が白くなっていたり、白い粒や白い沈殿も結晶したハチミツです。

このハチミツの結晶は体に害もなく、
湯煎で溶かすことで通常通り食べることができます。

■結晶したハチミツの対処法

そのまま召し上がっても、シャリシャリとした食感をお楽しみいただけますが、
液状に戻す場合は、酵素が失われないよう50℃以下の温度で溶かしていただくことをお勧めします。

スパウトパウチ容器のまま溶かしたい場合は、お湯の温度を45℃程度にし、湯せんにいれてゆっくりと溶かしてください。

スパウトパウチは耐熱温度85℃となってますので、加熱しすぎないようご注意ください。

▼詳しくはこちらをご覧ください。

※「天然ハチミツ」「生ハチミツ」とは、ミツバチの巣箱より採蜜し、濾過しただけの「高熱処理や混ぜ物などの人工を加えないもの」を自社定義としています。
※画像はイメージです。セット商品以外の食品・小物類は商品に含まれません。

商品名清夏の薫り
原材料名国産はちみつ
アレルギー表示
内容量2.4kg、500g、300g、90g
賞味期限製造より3年
保存方法直射日光・直射日光を避けて常温で保管してください。
製造者みつばちのーと 田中章雄
静岡県伊東市岡1334-1
栄養成分
(100gあたり推定値)
熱量:328kcal、たんぱく質:0.2g、脂質:0.1g、炭水化物:81.8g、食塩相当量:0.01g
ご注意〇一歳未満の乳児には食べさせないでください。
〇スパウトパウチ:耐熱温度85℃
〇ラベルは予告なく変更する場合がございます。

私どもみつばちのーとは、余計な物を混ぜていない、“天然生ハチミツ”にこだわってご提供させていただいております。

天然生ハチミツとは、高熱処理をせず、余計な糖分や添加物を一切混ぜていないハチミツのことです。

『清夏の薫り』が採れるまでの流れ、天然生ハチミツって、どんなものなのかご説明させていただきます。

「普通のハチミツとどんな違いがあるのかな?」「ミツバチはこんなことをしているんだ!」と、想像しながらご覧ください。

 

■“花蜜”が“ハチミツ”になるまで

ミツバチが集めてきた蜜は、“花蜜”と言い、半分以上が水分のため、まだハチミツと言えません。

ハチミツと呼ばれる状態になるためには、
(1)花蜜の糖を分解する
(2)水分を飛ばして糖度を高める、と言う工程が必要となります。

ミツバチは、花蜜を胃の中でブドウ糖と果糖に分解して、巣に詰めます。

さらに、一生懸命羽を動かして、巣箱の中に気流を生み出すことによって、徐々に水分を飛ばして糖度を高めていきます。

水分量が約20%、糖度が約80度の状態になると、ようやくハチミツと言えます。

蜜の水分を飛ばすのは、時間がかかります。

ハチミツを製造する業者さんによっては、糖度が上がりきっていないジャバジャバの状態で採蜜をして、高熱処理をするケースもあるようです。

高熱処理をすると、水分を蒸発させて糖度を高めることは出来ますが、ハチミツに含まれる栄養素が失われてしまいます。

香りや風味も失われてしまうこともあるので、私どもは、ミツバチが頑張って糖度を高めたハチミツのみを採蜜しております。

カラスザンショウの蜜は中々糖度が上がらず、採蜜が難しいのですが、じっくり熟成するのをしっかり待ちます。

 

■いよいよ採蜜作業

カラスザンショウの開花からひと月が経つ頃、ようやく糖度が上がり、ミツバチはミツロウで蓋(蜜蓋)をします。

蜜蓋の状況と糖度を確認して、天気もバッチリな日に採蜜をしました!

まずは、巣箱に入った巣枠を一枚一枚確認し、蜜がずっしり詰まったものを選ぶ作業をします。

採蜜する巣枠を選別したら、蜜蓋を丁寧に切り取り、“遠心分離機”という機械で搾ります。

遠心分離機で絞った蜜には、ミツロウなどが混ざっているので、それらを取り除くために“濾し器”で濾して缶に入れて持ち帰ります。

 

■一本一本丁寧に瓶詰めする

濾したあとは、余計な手間を加えず、ありのままの状態のハチミツを、一本一本手作業で瓶詰めしていきます。

巣箱ごとそれぞれのミツバチが家族の様なもので、家族ごと蜜を集めに行く花が異なり、

集めに行く花が異なることによって、色が異なったり、味わいが違ったりと個性が生まれる天然生ハチミツ。

“混ぜ物”“高熱処理”をしていないからこそ、そのバラツキ・個性を味わえると私たちは考えております。

同じハチミツを召し上がって頂いても、少しずつ味わいや色が異なるかもしれません。

その違いも楽しんで、美味しく召し上がって頂けたら嬉しいです。