2019/1/23
ミツバチは冬眠するの?
From:田中章雄
@横浜のホテルより
先ほど催事の搬入をしてきました。
(このブログを配信する頃は、
そごう横浜店で催事に出店させて
頂いている頃だと思いますが)
いやぁ・・・
年末年始だからか、
ただ、私の業務スピードが遅いだけなのか、
あっという間に時間が過ぎますね。
2018年は12月31日まで
イベントに出店させて頂き、
バタバタと、
気が付けば、1月も後半。。。
あっという間でした。
でも1月2日と3日はおやすみを頂いて、
妻のご両親に温泉に連れて行ってもらいました。
普段から妻のご両親には、
販売などの際に、
子供の面倒を見てもらったりと、
負担をかけてばっかりなのに、
本当に感謝の気持ちしかありません。
久しぶりに家族とゆっくり過ごせ、
とても充実した時間を過ごさせて頂きました。
改めて、もう少しは家族との時間を
取れるようになりたいなぁと感じました。
と言いつつ、今日も娘に
「パパはいつも仕事ばっかり!もっと私と遊んで!!」
と怒られましたが、、、
冬の間のミツバチ
さて、この前ミツバチの冬越しについて
ブログを書きましたが、
[今の時期、養蜂家は何してるの?]
”なんか難しくてよくわからなかったけど、
大変そうなんだなと思いました”
”なんかなんとなく、いろいろ大変そうですね”
と言った、感想をよく頂きました。
ちょっとマニアック過ぎましたかね(笑)
私も元々は全く養蜂の事を知らない
普通のサラリーマンでした。
そのころの私が内容を理解できたかというと、
できなかったと思います。
なので今回は、
今の時期ミツバチと周りの環境は
どんな感じなのか、
簡単にご覧いただきたいと思います。
まずは、蜜源樹の様子。
例えば、
夏のハチミツ”清夏の薫り”の
【蜜源樹:カラスザンショウ】の場合
・6月ごろ
まだ蕾の状態で、花が咲いていない状態です。ミツバチもまだ寄ってきていません。
・7月末ごろ
よーく気をつけて見ないと気づかないぐらいの小さな花を咲かせます。
上の写真はミツバチが飛んできているのわかりますか?
・1月(昨日)
6月の写真と同じ木なんですが、
寂しい感じですよね。
蜜源樹も季節によってこんな感じに変化します。
冬場は花がかなり少なくなります。
今の時期の蜜源は椿ぐらいでしょうか。
そして、今度はミツバチの様子
まず、初夏のミツバチの様子
ブ〜〜〜〜ン♪
って感じ。
賑やかですよね。
一方、
次は昨日撮った冬のミツバチの様子
シーーーーーン。
たまにプゥン。
って感じ。
全然違いますよね。
スズメバチなどは、
女王蜂が土の中に潜って冬眠しますが、
ミツバチは気温が下がると
巣箱の中でミツバチ同士の体を寄り添い、
自分たちの筋肉を震わせて暖をとります。
ミツバチたちは、冬眠するわけではなく、
巣箱の中で活動しながら冬を越します。
(越冬と言います)
そして、たまに気温が上がった時は
排便に出かけたり、
たまーに蜜や花粉を集めに外出します。
なので、冬場の蜂場はとても静か。
春が近づいて暖かなってくると、
ミツバチの羽音が
聞こえるようになってきます。
(でも、今年は暖冬のせいか、
例年に比べてミツバチが飛び回っていますが。)
その羽音が聞こえてくるようになると
春の訪れを感じながら、
私の心もウキウキし始めます。
今年こそはミツバチにとっても
養蜂家にとっても
いい年になってくれたらいいな。
PS
先日、スティックハチミツに
夏のハチミツ”清夏の薫り”が仲間入りしました。
そして、お得な定期コースもできました。
よかったら確認してみてください。
[スティックハチミツはこちら]
PPS
そして、手作りハチミツ飴にも
新しい仲間が加わる予定です。
もう少しでご紹介できると思います♪
楽しみになさってくださいね。
メルマガ & LINE@
会員募集中
ハチミツの美味しい食べ方や採蜜エピソード、
スタッフコラム、期間限定商品、新蜜情報、
セール情報などをお届けします。
最近大した思い入れもなく蜂蜜を食べた者です。
食については平素関心があり、知っているようで全く知らなかった蜜蜂について、何となく調べている内に本物と偽物について話題になっているのを知り、さらにそこに出てきた加熱処理とは何ぞやと調べていたらここへたどり着きました。
幾つかブログ記事を拝見しましたが、非常に興味深い内容がわかりやすく書かれてあり、しかも面白いです。
大変勉強になっています。
そして前回の内容がマニアック過ぎたとお考えのようですが、とんでもない。
生物の生態について関心のある人間なら、十二分に理解できる内容です。むしろ今回の方が、漠然として伝えたい内容が伝わりにくかったかなと思います。
私は子供の頃、自分に農業なんて絶対無理だと思い込んでいました。
しかし今は全く逆で、若い頃に農業に関わっておくべきだったと思っています。科学であり肉体労働である農業の方が、自分の質には合っていたと感じるようになったからです。
若い頃は農業について、教科書以上のことは知らなかった。今の人も同じでしょう。
真面目に農業をなさっている方が、この様な知識を教えて下さることには大きな意義があります。
それは目にはっきり見えるものではないでしょうが、そうしたことが一般的となれば、農業に対する社会の見方を変じ、日本における農業の滅亡を止める一番の力となるはずです。
小さくは、若者の就農へ繋がるかも知れません。
私は、政府は農家を助ける気がないのだと思っていますから、無関心な人へのアピールばかりでなく、科学的なアプローチの記事が世間の理解を得るために必要不可欠と考えます。
冬には群の数を1/5に抑えて生存戦略を図る。だが養蜂の上では、彼等に任せているだけではならない。ではどうするかーー?
一目でわかるグラフを活用し、人の知的好奇心を喚起する素晴らしい内容でしたよ。
反響がないからと一日に思わず、是非今後とも、あのような記事をお続けになることをお勧めします。