こんにちは!
管理栄養士の南谷です。
若葉の色が、夏の気配をまといはじめました。
紫陽花がゆれる道を、ゆっくり歩きたくなるような季節ですね。
4月に入学した息子と毎朝一緒に登校しているのですが、
やっぱり雨の日は気持ちがちょっぴり重ため。
梅雨が来るのが今から少し心配ではあります。
また、梅雨の時季は、湿気や気圧の変化で、
体調や気分が揺らぎやすくなりますよね。
自然の流れに身をゆだねて
無理せず、ゆったり過ごす時間も大切にしてあげてくださいね。
今回は、5月のお楽しみ便でお届けする
『みかんの雫ハチミツ』を使ったレシピをご紹介します!
みかんの花のやさしい香りと、
ほのかな柑橘の清涼感が口いっぱいに広がります。
光あふれる初夏の風景を
ひとさじに閉じ込めたような味わいのハチミツです。
そんなみかんの雫と旬の食材を使って、簡単にできる1品をご紹介します。
ごはんのおともや、おにぎりもおすすめ♪
今日の献立に悩んだら…
ぜひ参考にしてみてくださいね!
ごはんのおともに!大葉のハチミツしょうゆ漬け
【材料(2~3人分)】 調理時間 約5分(漬ける時間を除く)
・大葉 … 10枚
・しょうがすりおろし … チューブ4~5㎝
・しょうゆ … 大さじ1
・ごま油 … 大さじ1
・ハチミツ(みかんの雫)… 小さじ1
・白いりごま … 小さじ1
【作り方】
⑴大葉の根元を切り、洗った後に水気をよくふき取る
⑵大葉以外の材料を全て混ぜ合わせておく
⑶容器に、広げた大葉と、合わせた調味液を交互に重ねる
⑷落としラップを密着させ、冷蔵庫で約1時間漬ける
★作り方のpoint♪
・しょうがはチューブでなく、すりおろしてもOKです!
・ごはんにのせたり、おにぎりにしても美味しいですよ。
・薬味や飾りといった脇役が多い大葉が主役のレシピです。
春から夏にかけて旬を迎える大葉。
薬味など脇役のイメージも強いですが、
今回は大葉が主役のレシピをご紹介しました。
よく10枚入りなどで売られていますが、
使い切れないな~と悩んだ時にも活用してみてくださいね。
栄養も豊富です!
今回使用した旬の食材
大葉の栄養ついてご紹介しますね。
【大葉】
《β-カロテン》
β-カロテンは、色素成分の一種で、
特に緑黄色野菜に多く含まれています。
体内で必要に応じてビタミンAに変わる性質があります。
β-カロテンは強い抗酸化作用があり、
免疫力アップ、粘膜や皮膚を健康に保つのに役立ちます。
大葉は野菜の中でもトップクラスにβ-カロテンが含まれています。
《ペリルアルデヒド》
大葉の特徴として、独特の香りがあげられますよね。
ぺリルアルデヒドはこの大葉独特のさわやかな香りの成分です。
さわやかな香りが消化液の分泌を促し、
食欲を高めてくれます。
また、防腐・抗菌作用も期待できます。
梅雨から夏にかけて特に心配な食中毒予防にも
ひと役かう天然の薬味パワーですね。
清涼感のある香りは、自律神経を整えるともいわれています。
梅雨などで体調や気分が揺らぎやすい時季の
リフレッシュや気分転換にも役立ちます。
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