mitsubachi note

冷たい風が吹く季節、体の芯からぽかぽかになるおいしい温活、はじめたい!

そんな時には、ハチミツを使ったドリンクや日々のお食事にプラスするだけ。

「食べる温活」「飲む温活」で、毎日をあたたかく、健康的に過ごしましょ~

 

■朝のスタートに。そのまま、ひとさじ

ハチミツは、身体に吸収されやすい単糖類です。

内臓や代謝に負担をかけづらい食べ物なので、エネルギーチャージにおすすめ。

朝・晩に大さじ1杯ずつ召し上がると良いと言われています♪

 

■冬はホットヨーグルトで

ヨーグルトにハチミツを加えることで、内側からぽかぽか温まるサポートができます。

冬のヨーグルトはホットがおすすめ。

ヨーグルト100gを電子レンジで10~15秒ほど軽く温めてからハチミツをひとさじ。

さらに、ドライフルーツやシナモンを合わせると体を温め効果が期待できると言われているので、

ハチミツ漬けやグラノーラをあわせれば、朝食にぴったり!

■家族みんなで、温活タイム!

テーブルにお気に入りのハチミツを並べて、パンとハチミツの相性をあれこれ楽しむ。

他にも、チーズや野菜、フルーツを並べて、ハチミツをのせて食べ比べ!

この組み合わせがいいね、など会話も楽しんでぽかぽかタイムになりますように。

 

寒さも本番、季節性のウィルスや風なども気になるこの季節。

ミツバチが集める「ハチミツ」は寒い季節こそ、パッと摂りたいエネルギー補給にピッタリ。

栄養豊富な天然ハチミツ。ハチミツの栄養分の80%は、「ブドウ糖」と「果糖」の単糖類です。

単糖類はこれ以上分解できない小さな糖質のため、素早くエネルギーに変わり体に元気をチャージしてくれます。

また、保湿性や吸湿性も優れているので風邪を引いた時の喉の潤しとしてピッタリ

さらに、高熱時の何も食べたくない~という時の水分、エネルギー補給にも強~い味方です。

天然ハチミツのパワーを取り入れて、冬本番を元気に乗り切りましょう。

 

ハチミツ レシピ みつばちのーと

ここからは、管理栄養士のホットドリンクレシピと、栄養の話をご紹介します。

 

【温】ハチミツ入りホットミルク

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【作り方】

ホットミルクにハチミツを入れるだけ!

★作り方のpoint♪

・ミルクの温度はぬるめがおすすめ。
 ハチミツの栄養素が壊れにくくなります。

・ホットミルクとハチミツで、「セロトニン」が分泌。
 心穏やかに、質の良い睡眠に導いてくれます。

ハチミツ レシピ みつばちのーと

 

 

【温】ハチミツ入り紅茶

【作り方】

お好きな紅茶にハチミツを入れるだけ!

★作り方のpoint♪

・紅茶の温度はぬるめがおすすめ。
 ハチミツの栄養素が壊れにくくなります。

【温】紅茶×漬けハチミツ

 

【作り方】

お好きな紅茶に「りんごハニー」「いちごハニー」「ゆずハニー」などのハチミツを入れるだけ!紅茶好きにはたまらない、スペシャルティーの出来上がりです。

★作り方のpoint♪

・紅茶の温度はぬるめがおすすめ。
 ハチミツの栄養素が壊れにくくなります。

 

★栄養ワンポイント

紅茶特徴といえば癒しの香り

紅茶の香りにはリラックス効果があることが知られており、心をゆるめてくれます。

また、ポリフェノールの一種である、テアフラビンが含まれている紅茶。

テアフラビンは強い抗酸化作用や殺菌作用が期待されています。

風邪やウイルスが流行する時期には嬉しい成分ですね。

鉄の吸収を抑えてしまう成分やカフェインも含まれているため、過度の飲みすぎには注意が必要です。

ストレスを感じた時には、
温かい紅茶にハチミツを入れて、
心ゆるめるリラックスタイムをお過ごしください。

 

【温】ハニー豆乳ココア

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【材料(1人分)】調理時間 約5分

・ピュアココア … 大さじ1

・無調整豆乳 … 200㎖

ハチミツ … 小さじ1~

・生クリーム … お好みで

・シナモン … お好みで

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【作り方】

⑴マグカップにピュアココアを入れ
 少量のお湯(分量外)で溶かす

ハチミツ レシピ みつばちのーと

⑵無調整豆乳を少しずつ注いでよく混ぜ、
 電子レンジでお好みの温度に温める

ハチミツ レシピ みつばちのーと

⑶ハチミツを加えて混ぜる

ハチミツ レシピ みつばちのーと

⑷お好みで、
 少し泡立てた生クリーム(ハチミツを入れても)や
 シナモンなどを飾ってもOK!

ハチミツ レシピ みつばちのーと

★作り方のpoint♪

・ピュアココアとは、
 甘味料や粉末の乳製品などが
 何も添加されていないココアのことです。

・ピュアココアはダマになりやすいため、
 少量のお湯でよく溶かしてくださいね。

・電子レンジで温める温度は
 少しぬるめがおすすめ!
 ハチミツを入れた時に
 栄養素が壊れにくくなります。

・豆乳は
 年齢による変化が気になる女性に嬉しい
 大豆イソフラボンなどもとれますよ。

・ハチミツ、ピュアココアは、
 お好みで量を調節してください。

・ハチミツを入れて少し泡立てた生クリームを飾ると、
 特別な気分に!

ハチミツ レシピ みつばちのーと

★栄養ワンポイント

ピュアココアは、
カカオ豆から外皮を取り除いて
磨砕してできるペースト状のもの(カカオマス)から、
カカオバターを絞った後、粉末状にしたものです。

ピュアココアは油脂が取り除かれており、
カカオ豆に本来含まれるポリフェノール食物繊維
ミネラルなどを豊富に含まれています。

 

アレンジ編 「ココア×りんごハニー」

ポリフェノールを豊富に含むココアに「りんごハニー」を組み合わせてみました。

ココアに含まれるポリフェノールは、血流を改善して冷え性の緩和をサポート。

またリラックス効果のあるテオブロミンが、一日の疲れをやわらげてくれます。

浮かべた「りんごハニー」はしばらくするとシャキシャキ食感が楽しめ、

リッチなホットココアをさらに特別な一杯に仕上げますよ。

 

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【食物繊維 ~腸内環境の整え~】

ピュアココアには、
リグニンという食物繊維が豊富に含まれています。

リグニンは腸の中で水分を吸い込んで膨らみ、
腸を刺激することでお通じを促します。

腸内の有害物質を吸着して
排出する効果も期待できます。

ココア+ハチミツで
さらに腸内環境を整えたいですね!

 

【テオブロミン ~基礎代謝アップ~】

テオブロミンは、自然界ではほぼカカオのみに含まれ、
チョコレートやココアの苦み成分です。

脂肪を体に蓄積させないという嬉しい作用があります。

テオブロミンには血管拡張作用もあり、
体全体の血液の流れの改善が期待できます。

体温も上昇するので
基礎代謝アップにもつながります。

ココア+ハチミツで、
代謝をあげていきたいですね!

脳内物質のセロトニン(幸せホルモン)にも働きかけ、
心を落ち着かせ、リラックス効果もありますよ。

 

【温】しょうがハニー湯

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【材料(1人分)】調理時間 約2分

・白湯 … 1杯分

しょうがハニー … 小さじ1~

【作り方】

⑴少しぬるめの白湯にしょうがハニーを入れる

⑵ハチミツが溶けるようにかき混ぜる

ハチミツ レシピ みつばちのーと

★作り方のpoint♪

・少しぬるめの温度で
 しょうがハニーを加えるのがおすすめ!
 栄養素が壊れにくくなりますよ。

・しょうがハニーは
 お好みで量を調節してくださいね。

・すりおろしたしょうがと、
 ハチミツを使ってもOK!

・生姜にハチミツを加えると、
 栄養がアップするだけでなく、
 生姜のとげとげしさも緩和され、
 飲みやすくなりますよ!

ハチミツ レシピ みつばちのーと

 

 

★栄養ワンポイント

しょうが ~寒い季節に嬉しい栄養~

ハチミツ レシピ みつばちのーと

しょうがには、香り成分のガラノラクトンや、
香味成分のジンゲロールが含まれています。

どちらも
のどの痛みを和らげてくれることが期待できます。

体を温める食材としても有名な生姜。

生姜は加熱や乾燥させると、
「ジンゲロール」という成分が、
「ショウガオール」という成分に変化します。

体を芯から温める作用がある「ショウガオール」

血管を広げて血行を促してくれます。

血行が良くなることで、
体の内側からポカポカに。

生姜の温め持続時間は、他の食材より長く
2~3時間は続くといわれています。

体温が上がると、基礎代謝も高まります。

ウイルスは熱に弱いという性質があるため、
代謝を上げて常に体を温めことで、
ウイルスに負けない体を作ります。

基礎代謝が高いと、
免疫機能を持つ白血球が
血液を通して体中をめぐることができ、免疫力もアップ

風邪やウイルス対策にも役立ちますね。

1度にたくさんの生姜を食べると
胃腸などに負担をかけてしまうため、
1日の中で何回かに分けてとり入れるといいですね。

 

【温】ハチミツ麦茶ラテ

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【材料(1人分)】調理時間 約10分

・麦茶パック … 1パック

・お湯 … 200㎖

・牛乳 … 50㎖(豆乳でもOK!)

ハチミツ … 小さじ1~

・シナモン … お好みで

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【作り方】

⑴マグカップに麦茶パックを入れ、お湯を注ぐ

ハチミツ レシピ みつばちのーと

⑵蓋をして、5分ほど蒸らして濃い麦茶を抽出する
(蓋がない場合はお皿で代用)

ハチミツ レシピ みつばちのーと

⑶牛乳を加えて混ぜる

ハチミツ レシピ みつばちのーと

⑷ハチミツを加えて混ぜる

ハチミツ レシピ みつばちのーと

★作り方のpoint♪

・牛乳→ハチミツの順で入れることで、
 麦茶の温度が少し下がり、
 ハチミツの栄養素が壊れにくくなっています。

・牛乳は豆乳に変えてもOK!
 年齢による変化が気になる女性に嬉しい
 大豆イソフラボンなどもとれますよ。

・ハチミツはお好みで量を調節してくださいね。

・夏にあまった麦茶を、寒い季節用にアレンジしました。

・お好みでシナモンを振っても。

ノンカフェインなので、にもおすすめ!

ハチミツ レシピ みつばちのーと

 

★栄養ワンポイント

麦茶 ~免疫力に関する栄養~

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【ミネラル】

麦茶というと夏のイメージ。

焙煎した大麦の種で作られているお茶です。

麦茶といえば、
ミネラルが思い浮かぶのではないでしょうか?

汗をかいた時に不足するナトリウムやカリウムなど
もちろんミネラルは豊富

実は、麦茶のミネラルは冬にも活躍してくれるんです!

体の水分量が減り、粘膜が乾いてしまうと、
ウイルスなどが入りやすくなってしまいます。

こまめに水分補給をし、体内の水分量を保つことが
風邪やウイルス対策につながります。

また、水分量が不足すると血液中の水分量も減り、
血流が悪くなります。

こまめな水分補給で血流を改善し、
新陳代謝が活発になることで、
免疫細胞の働きも活発になるといわれています。

水分補給をするときに大事なのが
水分と一緒にミネラルを摂ること!

ミネラル豊富な麦茶で水分補給して、
免疫力アップにつなげましょう!

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【ポリフェノール】

麦茶にも含まれているポリフェノール

麦茶のポリフェノールにも抗酸化作用が期待できます。

免疫機能を下げる活性酸素などの
有害物質を減少させてくれます。

また、麦茶はノンカフェインなので、
夜や年齢を問わずにとり入れられるのが嬉しいですね!

夜にぐっすり睡眠をとることで
良質な睡眠につながり、免疫力もさらにアップします。

ハチミツもプラスして免疫力を高めましょう!

 

【温】ハチミツ緑茶

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【材料(1人分)】調理時間 約5分

・緑茶 … 1杯分

・ハチミツ … 小さじ1/2~小さじ1

【作り方】

⑴緑茶を入れる
(急須やティーバックなどお好きな入れ方で)

ハチミツ レシピ みつばちのーと

⑵緑茶が少しぬるくなったら、ハチミツを加える

ハチミツ レシピ みつばちのーと

⑶ハチミツが溶けるようにかき混ぜる

ハチミツ レシピ みつばちのーと

★作り方のpoint♪

・少しぬるめでハチミツを加えるのがおすすめ!
 栄養素が壊れにくくなりますよ。

・ハチミツは
 お好みで量を調節してくださいね。

・ほんのり甘くて、飲みだすとクセになるハチミツ緑茶。
 和菓子とも合います。

ハチミツ レシピ みつばちのーと

 

★栄養ワンポイント

緑茶 ~寒い季節に嬉しい栄養~

緑茶は健康に良いイメージはありませんか?

歴史をさかのぼると、
ハチミツと同様「薬」として
服用されていたといわれています。

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【カテキン ~ウイルス対策に~】

緑茶に含まれているカテキン

カテキンはポリフェノールの一種で、
緑茶の苦みの成分です。

抗菌作用があるといわれており、
インフルエンザなどのウイルスの活力を奪い
風邪予防にもつながります。

また、緑茶にはビタミンCも含まれており、
免疫力を高めて、風邪をひきにくく
してくれると期待できます。

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【テアニン ~リラックスに~】

テアニンはアミノ酸の一種で
緑茶の旨味の成分です。

脳の神経細胞を保護したり、
リラックス効果があるといわれています。 

緑茶+ハチミツで

リラックス+エネルギー補給!

心も体もほっとして
1日頑張る活力にしましょう!

 

【温】ハチミツビネガーのお湯割り

ビネガーシリーズは寒い季節は、あたたかいお湯にいれて飲むのがおススメです。

温めのお湯に大さじ1からお好みの量を入れたらできあがり。

 

★栄養ワンポイント

レモン

ハチミツ レシピ みつばちのーと

【ビタミンC】

レモンといったらビタミンC

ビタミンCは、免疫力を高める作用が期待できます。

季節の変わり目で、体調も崩しやすいこの季節。

ビタミンCを取り入れて、免疫力を高めましょう!

 

【クエン酸】

レモンにはクエン酸も豊富。

クエン酸は、疲労物質である乳酸がたまるのを、
防いでくれる働きがあります。

また、疲労物質を体の外に出してくれます。

レモンのクエン酸で、より疲労回復につながります。

 

 

寒い季節にぴったりの手軽に楽しめるティータイム習慣を!

優しい味わいのハチミツをひとさじ落とせば、

じんわり溶け出す甘さからだもこころも温めてくれます。

どうぞ、健やかな毎日を。