mitsubachi note

ハチミツを選ぶときに大切なポイント2つ目。
【混ぜ物していないハチミツを選ぶ】ということ。

 

もしあなた様が、

・美味しいハチミツを探している

・体に良いハチミツを探している

・ハチミツ選びを間違えたくない

と思っていらっしゃる場合は是非ご覧ください。

 

一方で、

・ハチミツの質よりも価格を優先させたい

・健康や味ではなく、単純に甘味料として検討している

・健康や味ではなく、煮物の照りを出したい

などの場合はあまり読んでも意味がないかもしれません。

 

ハチミツに混ぜ物とは・・・

混ぜ物をしているハチミツというのは少なからず存在しております。

混ぜ物をする理由は大きく分けると

  1. コストを下げる
  2. 糖度を上げる
  3. 検査項目値を調整する

というような目的があると思っております。

それぞれ詳しくご説明させて頂きます。

 

1)コストを下げるため

日本だけでなく、世界的に見てもハチミツの混ぜ物の問題はあるみたいです。 

(参考)https://forbesjapan.com/articles/detail/61906

ハチミツはミツバチの巣箱を増やせばそれだけ収量が上がるという訳ではありません。

ミツバチの状態、蜜源がしっかりあるのか、花の蜜が流蜜しているのか、天候が良いのかなどいろいろな状態が複合的に絡み合ってハチミツを採蜜することができます。

工業製品のように原材料を仕入れて製造するというようなものでなく、

1年に特定の時期にしか咲かない花から集めてきた蜜でハチミツは有限です。

また機械化が難しく、ミツバチの管理から、採蜜から、何から何まで人手が必要になります。

生き物相手で、セイヨウミツバチは人の手を借りないと生きていけないので、飼育の手間もかかります。

その為、他の甘味料に比べて高価な物となります。

高価になってしまう対策として安価な何かしらで”カサ増し”をしてコストを下げようとする場合があります。

 

・糖類を添加する

ハチミツに水飴やとうもろこしや芋、甜菜や小麦などから作られた異性化糖を添加する場合があるようです。

そのような場合、日本の基準的には”加糖ハチミツ”と記載しなくてはなりません。

ハチミツシロップと記載されているのも”加糖ハチミツ”の一部です。

 

・安価な海外産ハチミツを加える

または、国産ハチミツに海外産のハチミツを加える場合もあります。

やはり国産ハチミツは海外産(中国産が有名)に比べて高価になる傾向があります。

なので国産ハチミツに海外産ハチミツを加えてコストを下げる方法もあります。

この場合、食品一括表示には産地を記載されているはずです。

ただ、そこそこ大きいハチミツ屋さんが産地偽装をしていると内部告発から指導されたということが数年前にありました。

ちなみに私は海外産ハチミツ=悪いと思っていないので、ちゃんと明記すれば海外産ハチミツをブレンドする事自体は悪いことだとは思っておりません。

しっかりと消費者さんに明記して伝えた上で選んで頂ければ全く問題ないと思っております。

よくないのは、偽造して、ブレンドしているのを隠して国産とうたうのは良くないと思っております。

 

 

2)糖度を上げるため

ハチミツはミツバチが花から蜜を集めて来ることにより出来上がります。

花の蜜というのは水分量が多く、シャバシャバな状態で、そのまま保管するとアルコール発酵してしまいます。

ミツバチにとって、花のない時期の保存食として巣に貯めておくのがハチミツを集める本来の目的です。

長期保存できるよう、ミツバチは糖度が80度近くになるまで水分を徐々に飛ばして保存します。

水分を飛ばすためには、シャバシャバの状態の蜜を巣に貯め、ミツバチの羽で気流を生み出したり、日夜の気温差を使って、ゆっくりゆっくり糖度を高めていきます。

その結果、美味しいハチミツが出来上がるのですが、

大量生産をしたい養蜂家からしてみると時間がかかるので効率が悪いと感じる生産者もいます。

なので本来はまだハチミツと言えない状態の糖度の蜜を採蜜してしまい、混ぜ物によって糖度を高める場合があるそうです。

 

ちなみに、私の周りで養蜂やっている人でこのような方法をやっていると聞いたことはありません。

まぁこんなことをやっていたら堂々と言えないので、やっている人がいても言わないと思いますが・・・

プライドを持って養蜂やっている人はやらない方法です。

 

3)検査項目値を調整する

有名な話ですと、あなた様も一度は聞いたことがあると思いますがマヌカハニーのお話です。

マヌカハニーはピロリ菌などに優れた抗菌作用が注目され、世界的にも人気なハチミツです。

ニュージーランドのマヌカの花から採れたハチミツ以外はマヌカハニーと言うことはできません。

なのでニュージーランドで生産されたハチミツの量以上出回るはずがないのです。

 

ところが、マヌカハニーの年間生産量が1700トンだったのに対して、世界で流通販売されたマヌカハニーが10,000トンであると言われております。

生産量に対して5.9倍販売されていることになります。

 

では、どのようにしてマヌカハニーだと判断するんでしょうか。

まず一つはニュージーランドが発行した証明書を確認する方法です。

もう一つがマヌカハニーの抗菌成分MGO(メチルグリオキサール)の含有量などを分析する方法です。

マヌカハニーと表示すれば価格を上げることができたり、コストを下げてマヌカハニー市場のなかで差別化するために他のハチミツなどを混ぜてカサ増しをし、MGO分析をクリアーさせるためにMGOを添加すると言うようなことも行われているようです。

(参考) http://j-manukahoney.jp/forgery

 

例としてマヌカハニーを取り上げましたが、上記の産地偽造のために検査対象の物質を添加すると言うようなことも行われている場合があるようです。

 

どうやって見極めるの?

正直、目視で判断することはできません。

個人レベルでできることは食品一括表示を信じるしかない・・・

というのが答えになってしまいます。

 

糖の添加や産地偽装はハチミツの検査方法によってわかるようになってきたようです。

ただ、イタチごっこのようで、炭素安定同位体比などを検査して添加物や産地を調べることができるようなんですが、今度はそれの対策として添加物を追加するなどして偽装することも可能なようです。

そして結構な費用もかかります。

 

結局は、信用できる養蜂家やハチミツ屋さんを見つけて、そのハチミツを信じる事しかできないのではないかと思っております。

とはいえ、私たちのような規模の小さな養蜂場は上記のような混ぜ物をするような施設やノウハウを準備することの方が負担が大きく、天然のハチミツをそのままご提供しているところが多いのではないかと思っております。

 

私たち”みつばちのーと”はミツバチの管理や採蜜から、瓶詰め、そしてお客様に届けるところまで全て自社で行っております。

全ての工程において”混ぜ物をしない”という基準を守りながら、責任を持ってお届けさせていただいております。

こちらの4種セットも”混ぜ物なし”の天然ハチミツなので是非お試しくださいね。