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2022/6/28

【養蜂たより】6月の採蜜ができました。

大須賀 将

こんにちは~養蜂部のマサルです。

いつもご愛顧を頂きありがとうございます。

おかげさまで、今年は念願の、新しい蜂場を2か所設けることが出来ました。

田中代表、新人の小関さんと3人で

コツコツと木を切り倒し、バッコン…バッコン…伐根。

最後は、グランドキーパーで整地し完成!

残した大きな木の枝は、野鳥やチョウの木陰を作り、

集まった落ち葉は、カブトムシやクワガタの隠れ場所に。

樹の実は小動物たちのエサとなる。

こうして考えると木は存在感ってたっぶりですね。

伊豆には四季を通して、

1500種類もの種子植物が見られるそうです。

どれも個性豊かで眺めているだけで心を奪われます♡

「きれいでしょ!」とウインクしているよう。

 

先日、みつばちのーとの定番「花々の雫」ハチミツの採蜜をしました。

今年はハチの生育が遅れていたので採れるのか心配でした。

しかし!願いが通じたのか、ミツバチたちは頑張って花の蜜を集めてくれて、

ピカピカのハチミツが完成し、採蜜を行うことが出来ました。

 

ハゼノキやエゴノキの花の蜜、

ほかにももしかしたら、ミズキ、クリ、ウツギ、などたくさんの野の花から集まってるかも。採れたて天然のハチミツがキラキラとしてるんですよ。

 

何も加えず何も引かず自然とミツバチの力だけ。

味はクセが無く濃厚な甘さ。

毎朝、ハンドドリップでコーヒーを煎れ、ハチミツを一滴。

それにご当地伊豆の丹那牛乳を混ぜて飲んでいます!!

マイルドな甘さの「花々の雫」は、

砂糖の代わりにひじきの煮物、肉じゃがなど和食に使うことで、

より素材のおいしさを感じて頂けるかと思います。

今年の新蜜「花々の雫」、絶賛発売中です!ぜひ、ご賞味してみてくださいね。

 

養蜂は採蜜の他にアレこれ満載な6月。

ミツバチは春から夏の天気が良い日は、巣分かれが発生します。

巣別れは分蜂(ぶんぽう)と言います。

巣箱に女王蜂は1匹しか入れないので、
新女王蜂が誕生する数日前に

旧女王蜂と一部の働きバチは
巣に貯めたハチミツを
胃袋にたくさん詰め込んで、
巣箱から出ていきます。

そして新しい巣を作る場所を
探しにいくのです。

分蜂してしまうと、
働きバチが減ってしまい、
ハチミツを作るために多くのハチの力が必要なので
巣別れを止める必要があります。

そのため巣の端から端まで日々入念にチェック。

初夏はハチ数が増え、

おまけにハチミツをためているので

1つの巣箱は15キロにも。

これが2,3段になる群れもあり、朝から晩まで何回も上げ下げすると

帰る頃には腕がパンパン。

また、一つの巣箱を旧女王バチのいる群れと新女王バチの蛹がついた群れとに分割したり、給餌したり。

あっという間に1週間が過ぎます。

 

自然の恵みがつまったハチミツ。

梅雨のジメジメで体調を崩される方も多いと思います。

そんなときはハチミツ!

ハチミツを食べて四季の風景を感じ、健やかな生活のお役に立てることを願っております。

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養蜂家
大須賀 将 masaru osuga
元料理人。1次生産者としての農的な暮らしへ憧れ、2020年10月から養蜂家として新たな人生をスタート。

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