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2022/2/16

養蜂便り~2月の蜂さんは元気??

大須賀 将

 皆さま、こんにちは。お元気ですか??

養蜂部マサルです。

本日の養蜂部は熱海のミツバチのお世話をしてきました。

全ての巣箱をひとつずつ、点検。

朝一。

未だ気温が低いので巣箱の外でハチが飛んでいる姿が見られません。

大丈夫かな??

気温が上がるまで、待機をしていました。

そして、ようやく昼間になり気温が10℃を越え、梅の花に訪れるハチ。

辺りをキョロキョロ偵察するハチの姿が見られホッとしました。

弱気な私、昨年の今頃は目の前のことで一杯。

そんな余裕もなく、ただただ巣箱をあけて点検しなくちゃと作業にくれていましたね。

今年は少しでも、代表の力になれるよう、頑張ります!

2/4は節句の立春。

立春は暦の上では春ですが、先日の三島の養蜂場の気温は1℃。

おまけに曇りよで雪が降りそうな空模様でした。

ミツバチは立春がすぎ晴れた日の気温が10℃前後になると外に出てきます。

今日のように寒い中、巣箱のフタを開けて外に飛び出すと、寒さで体温が奪われてハチが凍死してしまうので、気温が上がってから様子をみていきます。

冬場の巣箱内の温度は、20℃前後に保たれています。

それはみつばち達が肩を寄せ合い筋肉をブルブルと震わせて熱を作り出しているから。

人間も寒いとガタガタ震えますよね。人間は重ね着したり、エアコンで簡単にぬくぬく。

みつばちは凄いです。

お昼近くなりチラホラ飛ぶみつばちを確認して作業を開始。

フタを開けると少し戸惑うようにこちらを見つめ、暫くすると防護服に留まり観察しています。

それもそのはず。大部分のハチは未だ飛び立つことすら無かったのだから。

秋から冬に産まれたみつばちたち。

越冬中は厳しい寒さを凌ぐため巣箱の中だけで生活しています。

働き蜂は子孫を残すために貯めてある蜂蜜を食べ、女王蜂にエサを与えたり、巣内の温度を保つ、死んでしまった仲間やゴミの片付けを行い春が来るのを待っています。

エサを与えるとスイッチが入ったのか遠くまで飛ぶみつばち。

その姿にホッとしました。

ランチタイムは我先にとみんな元気良く動いていますよ。

ようやく冬の出口が見え、春の扉が開いてきました。

でも、雪国の地域の方たちは、まだまだ、寒い日々をお過ごしで、大変かと思います。

春の足音とともに、皆さまにいっそうのお幸せが訪れますことをお祈りしております。

暮れていく、冬の富士山、美しいです。

 

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養蜂家
大須賀 将 masaru osuga
元料理人。1次生産者としての農的な暮らしへ憧れ、2020年10月から養蜂家として新たな人生をスタート。

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