2018/4/1
ミツバチも活発になってきました
From:田中章雄
最近バタバタしており、
ブログが久しぶりになってしまいした。
かなり暖かくなってきましたね。
桜も散り始めましたし。
時間が経つのがあっという間に感じます。
冬の間、ミツバチ達は
秋までに貯めたハチミツを食べて
筋肉を震わせ、熱を発し、
その温度にて暖をとります。
その間は、女王蜂は産卵を止めるか
かなり産卵量が減ります。
そして春が近づいてきた事を
花の蜜や日照時間、気温などから
感じ取り、産卵量が一気に増えます。
そうすると、ミツバチの数も増え始めます。
冬の間はこんな感じ、
巣箱はまだ単箱(1階のみ)で、
熱を有効的に使うために、
巣枠(ミツバチの巣)を
ミツバチの量に合った
枚数に減らしてあげる。
そして5月ごろには、
2段積みもしくは、
ミツバチの調子がいい群は
3段積みまでになり、
巣箱の中にぎっしりミツバチが
生活しております。
ピーク時は5〜6万匹になります。
これぐらいミツバチの量が増えると
人間が蜜を分けてもらっても
十分な蜜を集めてきます。
逆に、ミツバチが少ないと
私たちが分けてもらう分の
蜜を集める事が出来ないんです。
そもそも私たちが食べている
ハチミツというのは、
普段ミツバチが食べる
ハチミツの余剰分を
分けてもらっているものです。
必要以上のハチミツを
採ってしまうと、
ミツバチ日常生活に必要な
エネルギー源が
足りなくなってしまうので
ミツバチ達を弱らす事に
なってしまいます。
今の時期はミツバチが
一気に増える時期なんです。
PS
桜の花が咲き、
今までカラカラだった
巣にも蜜が入り始めました。
光っているのわかりますか?
花蜜(花から集めてきたばかりの蜜)
は約半分以上が水分です。
その花蜜を
内勤蜂のミツバチの胃などで
”単糖類”と呼ばれる
体に吸収される直前の
糖に分解されて巣に詰められます。
これから巣箱の中では、
ミツバチが羽を羽ばたいて
気流を生み出し、
その気流で徐々に
蜜の水分を飛ばして
水分が約20%以下になったら
ハチミツの完成です。
これから忙しくなります。。。
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