マヌカハニーを食べてはいけない人は?アレルギーとの関係、食べ方についても解説

ハチミツの中でも、特に健康によい効果があるといわれているマヌカハニー。しかし、年齢や体質の関係で、食べてはいけない人もいます。
この記事では、マヌカハニーを食べてはいけないのはどのような人か、そして食べた際の危険性についてまとめています。
食べ方、食べるときの注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

そもそもマヌカハニーとは?

マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生する「マヌカ」という植物の花から採れるハチミツです。
1年のうち、花が咲く数週間しか採取できないことから、希少価値の高いハチミツとして知られています。
もうひとつの特徴は、通常のハチミツの栄養成分のほか、「メチルグリオキサール」という独自の殺菌成分を多く含むことです。
腸内環境を整える、肌荒れを防ぐ、口腔内環境を維持するなど、マヌカハニーの摂取には、さまざまな健康効果が期待できます。
マヌカハニーとハチミツの違いは?
マヌカハニーは一般的なハチミツとは原料となる花や特徴が異なります。
比較項目 | マヌカハニー | 一般的なハチミツ |
|---|---|---|
原料 | マヌカの花の蜜 | さまざまな花の蜜 |
主な産地 | ニュージーランド・オーストラリア | 日本・中国・アルゼンチン・カナダなど世界各国 |
味・風味 | 濃厚で独特の香りやコクがある | 花の種類によって味や香りが異なる |
特徴 | MGO(メチルグリオキサール)を多く含み、機能性が注目されている | 花本来の風味や栄養を楽しめる |
価格 | 比較的高価 | 幅広い価格帯がある |
マヌカハニーは健康目的で選ばれることが多い一方、毎日の食卓でハチミツ本来のおいしさを楽しみたい方には、国産の純粋ハチミツもおすすめです。
マヌカハニーを食べてはいけない人は?
希少価値があり、健康効果にも期待できるマヌカハニーですが、食べてはいけない人もいます。
1歳未満の乳児
1歳未満の乳児は腸の機能が未熟なため、ボツリヌス菌を体外に排出できません。しかし、マヌカハニーに限らずすべてのハチミツには、ボツリヌス菌が混入している可能性があります。そのため、1 歳未満の乳児がハチミツを食べると、乳児ボツリヌス症という食中毒を発症する恐れがあり、非常に危険です。
やっかいなことにボツリヌス菌は熱に強く、加熱しても殺菌できません。
1歳未満の乳児には、ハチミツ、ハチミツ入りの飲料や食品は絶対に与えないようにしましょう。

厚生労働省のホームページにも、乳児ボツリヌス症について掲載されています。1歳未満の子どもを持つご家庭は、参考にしてください。
出典:ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。|厚生労働省

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血糖値に関連する持病(糖尿病)がある人
糖尿病など血糖値に関連する持病がある人は、基本的にマヌカハニーを含むハチミツ全般の摂取を控えたほうがよいでしょう。
ハチミツは、砂糖より糖質量は少ないものの、糖分という点では同じです。
ハチミツの主成分であるブドウ糖や果糖は、これ以上分解されない「単糖類」で、体内に吸収されるスピードが速いという特徴があります。
低血糖症状に対しては効率的な糖質補給として有効ですが、通常時では血糖値を急上昇させる恐れがあるのです。
「絶対に食べてはダメ」というわけではありませんが、量には注意が必要なため、摂取する場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。

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アレルギー症状が出やすい人
ハチミツは、アレルギーの原因となる食材のひとつです。マヌカハニーも同じで、アレルギー体質の方、ハチアレルギーや花粉症、アレルギセー性鼻炎のある方は、摂取によりアレルギー反応を起こす可能性があります。
アレルギー症状が出る主な原因は、ハチミツに含まれる花粉やハチの分泌物です。
花粉症の方、以前ハチに刺されたことのある方は、かかりつけの医師に相談しておくとよいでしょう。

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マヌカハニーの危険性・副作用は?
食べてはいけない人に当てはまらないなら、好きなだけ食べてもよいかというと、そうではありません。
マヌカハニーを日常的に取り入れる上での危険性や副作用について確認しておきましょう。間違った噂についても説明しますので、ここで整理してみてくださいね。
マヌカハニーを毎日食べ続けるのはよくない?
さまざまな記事を読むと、「毎日食べないほうがよい」という意見もあれば、「毎日食べても問題ない」という意見もあります。
マヌカハニーは薬ではないので、摂取量や回数に決まりはありませんが、気になる症状があるとき、不調を感じるときに、体調や体質に合った量、頻度で摂るとよいでしょう。

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マヌカハニーは喉の痛みや腫れには効かない?
マヌカハニーが有するメチルグリオキサールの殺菌作用は非常に高く、喉の痛みや腫れにも効果があるといわれています。
喉に痛みなど違和感がある場合は、マヌカハニーを摂取したり、マヌカハニーの成分が入ったのど飴をなめたりするのがおすすめです。

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マヌカハニーで胃が荒れる?胃炎の人は食べてはいけない?
マヌカハニーで胃が荒れる、胃炎が悪化するという報告はないようです。
むしろ、マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールには、胃の疾患などと関係するピロリ菌を抑制する効果が確認されています。
ただし、その効果は「ピロリ菌の数を減少させる程度」です。すでにピロリ菌に感染している場合は、抗生物質などを服用して排除する必要があります。
マヌカハニーで血圧が低下する?血圧に関する持病がある人は食べてはいけない?
マヌカハニーは、高血圧の予防や症状抑制に効果が期待できるとされ、血圧に持病がある人は、むしろ積極的に食べたい食品です。
マヌカハニーに多く含まれるカリウムには、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出するはたらきがあります。
体内の水分バランスをとることで正常な血圧が保持でき、高血圧の予防に効果的といわれています。
マヌカハニーに発がん性がある?がん患者は食べてはいけない?
マヌカハニーを食べたからといってがんになることはなく、がん患者が食べていけないというわけでもありません。
「発がん性がある」といわれるようになった要因のひとつは、ネット上の書き込みが広がったことです。
この件については、ハチミツメーカーなどがニュージーランド現地で確認をとっています。その結果、「マヌカハニーに発がん性物質は含まれておらず、マヌカハニーの長い歴史の中でも、悪い作用があると聞いたことはない」と回答があったそうです。
マヌカハニーは天然食品であり、常識の範囲内で摂取するなら、不調を起こすことはありません。
マヌカハニーは銀歯に悪い?高齢者は食べてはいけない?
銀歯に悪い、というデータは見当たりません。
ただし、金属との化学反応により、マヌカハニーの有効成分が弱くなる可能性があるといわれているようです。
また、マヌカハニーは高齢者が食べても問題ありません。
糖質、ミネラル、ビタミンC、ビタミンB群を豊富に含んだ自然食品なので、高齢者も積極的に摂取するとよいでしょう。
マヌカハニーを食べるとじんましんが出ることがある?
じんましんや目のかゆみに代表される皮膚・粘膜症状は、多くが食物アレルギーによって発症するとされています。
ただ、食物アレルギーの原因は食品中のたんぱく質で、糖分が原因になることはありません。
マヌカハニーは、成分のほとんどが糖分なので、食物アレルギーの心配はほぼないとされていますが、まれに、ハチミツに微量に混入したハチ毒や花粉によるアレルギー症状が出ます。
ハチに刺された経験のある人や花粉症の人は、じんましんが出ることもあるようなので、気をつけたほうがよいかもしれません。
マヌカハニーの正しい食べ方は?
ここで、マヌカハニーの正しい食べ方、おすすめの食べ方を紹介します。健康な体作りの参考にしてくださいね。
さまざまな食品と併せて食べる
マヌカハニーの適量は、1日大さじ1杯程度といわれています。ティースプーンで1日2〜3回ほどに分けて、少しずつ食べるのもよいでしょう。
できれば、そのまま食べることをおすすめします。
しかし、マヌカハニーは、水分量が少なくねっとりとしているだけでなく、独特の味と香りもあるので、そのまま食べるのは苦手という方も多いでしょう。その場合は、食べ物や飲み物と一緒に摂取するとよいでしょう。
マヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールは熱に強いので、トーストに塗ったり、紅茶やホットミルクなどの飲み物に入れたりしてもよいですよ。
空腹時や食事の30分以上前に食べる
一般的にマヌカハニーは、空腹時や食事の30分以上前に摂取するのがよいとされています。
空腹時のほうが、ほかの食物の影響を受けず、栄養の吸収率が高まるからです。
マヌカハニーの食べ方に関するよくある質問
マヌカハニーの食べ方や、食べ合わせなどの注意点についても知っておくと、よりマヌカハニーの効果を実感できるでしょう。
1)マヌカハニーは金属のスプーンで食べてもよい?
ハチミツは、金属を酸化させます。さらにマヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールは、金属の影響で壊れやすいとされる成分です。
そのため、金属のスプーンは使わないほうがよいともいわれます。ただ、マヌカハニーを食べる短時間で明らかな変化が出るとは考えにくく、金属スプーンで食べないほうがよいとは断言できません。

金属スプーンについたマヌカハニーをなめたとき、舌に金属系の味が感じられる方は、ほかの素材のスプーンに変えてみてはいかがでしょうか。
2)マヌカハニーは寝る前に食べてもよい?
問題ありません。
就寝中は、食べた物が消化器官内に長くとどまり、有効成分の効果も、より発揮できると考えられるため、マヌカハニーを寝る前に食べることは、むしろおすすめです。
マヌカハニーは、虫歯菌や歯周病菌の増殖を抑制するともいわれ、虫歯、歯周病、口内炎、口臭などの予防にも期待できます。
ただ、虫歯になりにくいとはいえ、マヌカハニーを食べたら、寝る前の歯磨きを忘れないでくださいね。
寝る前の摂取が難しいときは、朝起きてから食事をする前までの間に試してみてください。

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3)注意すべきマヌカハニーの食べ合わせは?
ハチミツとヨーグルトは、王道ともいえる組み合わせですよね。しかし、マヌカハニーの場合は、注意しなければいけません。
マヌカハニーと一緒にヨーグルトを摂取すると、その抗菌作用により、ヨーグルトに含まれている乳酸菌やビフィズス菌などの菌が死滅してしまうからです。
マヌカハニーと乳酸菌の実験では、乳酸菌の量が3分の1まで減少したという結果も出ています。
ヨーグルトとマヌカハニーの両方を食べたい方は、食べるタイミングをずらすと、それぞれの効果を消さずに摂取できますよ。

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4)喉が痛いときの食べ方は?
喉の痛みが気になるときは、ティースプーン1杯程度のマヌカハニーをゆっくり口の中で溶かすように食べるのがおすすめです。
喉に長く留まりやすく、ハチミツが持つ保湿作用によって乾燥した喉をやさしく潤してくれます。
お湯に溶かして飲む方法もありますが、高温のお湯では風味が損なわれることがあるため、40℃前後のぬるま湯に溶かすとよいでしょう。
マヌカハニーは本来、健康効果が高い食べ物◎
自然食品のひとつとして注目されているマヌカハニーは、優れた殺菌作用や多くの健康効果も報告され、日々の栄養補給や健康維持にぴったりです。
マヌカハニー以外にも、みつばちのーとの国産生ハチミツのように、栄養素が高く、体に吸収されやすいハチミツもあります。
気になる方は、ぜひ取り寄せてみてくださいね。

