mitsubachi note

MENU

2023/10/25

「痩せるチョコ」とは?ダイエット効果がある種類や食べるタイミングは?

みつばちのーと編集部
この記事を監修した専門家
管理栄養士、製菓衛生師、パティシエ 南谷 智佳子
東京農業大学応用生物科学部栄養科学科卒業。大学では栄養学全般を学び、栄養士および管理栄養士免許を取得。卒業後は管理栄養士として保育園で働いた後に、パティシエの道へ。修行後、個人店やホテルにて勤務。現在は管理栄養士兼パティシエとして、蜂蜜を使ったレシピなどを発信している。

チョコレートは太るイメージが強いですが、種類や食べ方によっては痩せたり、太らなかったりすることを知っていますか。

この記事では、痩せるチョコレートについて詳しく紹介します。効果的なチョコレートや適切な取り入れ方、注意点なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

チョコレートにダイエット効果がある・痩せるって本当?

甘いチョコレートは一般的にカロリーが高く、太るイメージがありますが、なかにはダイエット効果が期待できるチョコレートもあります。

ダイエット効果が期待できるチョコレートの成分としては、以下のようなものが挙げられます。

  • カカオポリフェノール
  • テオブロミン
  • 食物繊維
  • ミネラル類

ダイエットに良い効果をもたらす成分としてまず挙げられるのが、カカオ特有のポリフェノールです。

「カカオポリフェノール」には血液中のコレステロール値を正常化したり、血流を良くしたりする効果があり、基礎代謝を高める効果が期待できます。

基礎代謝が上がると、何もしなくても消費するエネルギー量が増えるため、ダイエットにも効果的となるのです。

また、チョコレートの香りや苦みのもととなっている「テオブロミン」には、リラックス効果があるため、心を落ち着かせて、ストレスによる食べ過ぎを防ぐのに有効です。

さらに、テオブロミンはカカオポリフェノールの吸収率を高める効果があるという研究報告もあることから、両者を含むチョコレートはダイエットのサポートに役立つと考えられています。

そのほかにも、カカオには腸内環境の改善や血糖値の急上昇を抑える食物繊維、カルシウムや鉄、亜鉛などのミネラル類も豊富に含まれています。

血糖値の急上昇を抑制できると、その分脂肪の蓄積を抑えやすくなるほか、ミネラル類には体の調子を整える働きがあるため、結果的にダイエットに良い効果をもたらします。

これらの点から、チョコレートを食べるだけで必ず痩せるとは言い切れませんが、「チョコレートには太りにくくする効果がある」というのは、本当といえるでしょう。

痩せる・太らないチョコの種類

では、実際にダイエット効果が期待できるチョコレートにはどのような種類があるのでしょうか。

ここでは、痩せるチョコ・太らないチョコの種類について、詳しく解説します。

高カカオチョコレート

高カカオチョコレートとは、一般的にカカオ分を70%以上含んでいるものを指します。

一般的なミルクチョコレートよりもカカオの固形分量が多いため、甘みは少なく、カカオ本来の香りや苦味を強く感じるのが大きな特徴です。

カカオに含まれるカカオポリフェノールには抗酸化作用があるため、肝臓の機能を改善したり、生活習慣病の予防に繋がったりするという研究報告も示されています。

また、カカオポリフェノールには、血糖値を下げる「インスリン」というホルモンの感受性を高めて、その効果を高める働きもあると言われています。

インスリンの効き目が良くなると、脂肪蓄積の原因のひとつとなる高血糖状態を抑制することに繋がるため、結果的に太りにくくなるのです。

つまり、適切な摂取方法で高カカオチョコレートを取り入れれば、体重減少に繋がる可能性があるといえるでしょう。

低糖質チョコレート

低糖質チョコレートとは、その名の通り糖質を少なく抑えたチョコレートのこと。

チョコレートに主に含まれる糖質は砂糖であるため、基本的には砂糖を減らしたチョコレートと考えてOKです。

砂糖は血糖値を大きく上げるため、砂糖が多く含まれた一般的なチョコレートを食べると、血糖値が急激に上昇し、脂肪の蓄積に繋がりやすくなります。これが「一般的なチョコは太る」といわれる大きな理由のひとつです。

一方で、低糖質チョコレートは主に甘味料を使用して甘みをつけているため、砂糖の使用量は非常に少なく、血糖値の上がり方が緩やかで、脂肪の蓄積を少なくできるといったメリットがあります。

甘みは甘味料によって表現されているため、高カカオチョコレートとは違い、基本的な味わいは普通の甘いミルクチョコレートと大きく変わらないのも特徴です。

カカオハニー(カカオニブハニー)

「カカオハニー」や「カカオニブハニー」という名前は、あまり耳にしたことがない人も多いかもしれませんが、近年秘かに人気を集めているのがこのチョコレートです。

これはカカオとハチミツを組み合わせたもので、正式にはチョコレート風味のハチミツとなります。

チョコレートならではの甘みはすべてハチミツ由来であるため、カカオハニーやカカオニブハニーには砂糖が一切含まれていないのが大きな特徴です。

カカオハニーの多くは、ハチミツにココアパウダーをブレンドしたもので、チョコレートソースのような使い方ができます。

一方カカオニブハニーは、ハチミツにカカオニブを漬け込んだものです。カカオニブとは、カカオ豆を乾燥させて、外皮と胚芽を取り除いて細かく砕いたもの。

カカオニブハニーの見た目は、チョコレートとはまったくの別物ですが、口に入れるとまるでチョコレートを食べているような芳醇な香りとコク深い甘みが味わえます。

先述したように、カカオハニーやカカオニブハニーには砂糖が一切使用されていないため、一般的なチョコレートよりも血糖値の上がり方が緩やかで、太りにくくする効果が期待できます

また、カカオには食物繊維が豊富に含まれており、ハチミツにはオリゴ糖やグルコン酸が含まれています。これらはすべて腸内の善玉菌を増やす働きがあるため、腸内環境を整えてダイエットにも良い効果をもたらしてくれるでしょう。

また、カカオハニーはダイエット効果に限らず、抗酸化作用や抗炎症作用、抗菌作用など、カカオやハチミツがもつあらゆる効果が期待できるため、健康を意識する人にもおすすめですよ。

痩せる・太らないチョコはどこで買える?

高カカオチョコレートや低糖質チョコレートは、現在一般的なスーパーやコンビニなどでも手に入れることができます。

通常のチョコレート売り場に並んでいることがほとんどであるため、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

一方で、カカオハニーやカカオニブハニーはまだ認知度が高くないこともあり、一般的なスーパーでは取り扱いがないことが多いです。

実店舗での取り扱いがある場合でも、その種類は限られていることがほとんどであるため、カカオハニーやカカオニブハニーを購入するときには、オンラインストアを利用するのが便利でしょう。

オンラインストアであれば、カカオやハチミツの産地、品質などもしっかりとチェックできるため、より安心して美味しいカカオハニー・カカオニブハニーが購入できますよ。

痩せる・太らないチョコを食べるタイミングは?

チョコレートによるダイエット効果を期待するときには、チョコを食べるタイミングも重要です。

ここでは、よりダイエット効果が高まるタイミングについて説明するので、参考にしてくださいね。

食前と食後の違い

痩せる・太らないチョコによる効果を最大限生かすには、食後ではなく、食前にチョコを食べるのがおすすめです。

食事前にチョコを食べると、カカオポリフェノールや食物繊維の働きによって血糖値の上がり方を緩やかにしたり、インスリンの効果を高めたりできます。

また、カカオの香りや苦味のもとであるテオブロミンには食べ過ぎを抑える働きもあるため、食前にチョコを取り入れることで、食事量を自然と抑えてダイエット効果を高めることにも繋がります。

1日複数回に分けて食べる

痩せる・太らないチョコの効果をさらに高めるためには、少量のチョコレートを1日のなかで複数回に分けて食べることが推奨されています。

ダイエットに良い効果をもたらすカカオポリフェノールですが、その効果は2〜3時間程度しか持続しないことがわかっています。

一度摂取したカカオポリフェノールは、摂取した2時間後をピークに、徐々に体外へと排出されていくため、1日1回まとめてチョコレートを食べるのではなく、「毎食前」さらに「食事と食事の間」など、複数回に分けて取り入れるのが効果的です。

痩せる・太らないチョコのデメリット・注意点は?

ここまで、痩せる・太らないチョコのメリットや摂取方法について紹介しましたが、取り入れるときに気を付けたいデメリットや注意点もあります。

食べ過ぎは太る

高カカオチョコレートやカカオハニーには、痩せる効果・太りにくくする効果が期待できますが、食べ過ぎは摂取エネルギー量過多となり、体重増加に繋がる場合があります。

カカオ自体は脂質の多い食品であるため、紹介した痩せるチョコにもカロリーがあることを忘れないようにしましょう。

高カカオチョコレートの場合は、1日25g程度が適量とされているため、その量も目安に調整すると安心です。

カフェインの摂り過ぎに注意

実はカカオには、カフェインも多く含まれています。

そのため、カフェインの感受性が高い人や、日常的にコーヒーやお茶などカフェインを多く含むものを摂取する習慣のある人は注意が必要です。

高カカオチョコレートの場合、普通のチョコレートの約2〜4倍のカフェインが含まれています。

適切な摂取量であれば、カカオのカフェインによって健康を害する心配はありませんが、カフェインの過剰摂取は気管支拡張作用や興奮作用による影響が出る恐れがあるため、注意しましょう。

毎日続けることが大切

チョコレートによるダイエット効果を期待する場合、毎日続けることも大切なポイントとなります。

先述したように、カカオポリフェノールの効果は一時的で、摂取後24時間も経過すれば、血液中のカカオポリフェノール濃度はほとんどゼロになります。

そのため、チョコによるダイエット効果を最大限に生かしたい人は、1日複数回に分けたこまめな摂取を習慣として続けることが重要です。

痩せる・太らないチョコの人気レシピ

ここでは、ここまで紹介した痩せるチョコの活用方法として、簡単にできる人気レシピを紹介します。

痩せるチョコはそのまま食べるだけでなく、以下のようなアレンジも可能なため、ぜひ試しに作ってみてくださいね。

豆乳カフェモカ

高カカオチョコレートやカカオハニーは、ホットドリンクとの相性抜群です。

豆乳で割ったカフェオレに高カカオチョコレートやカカオハニーを加えると、カカオの香りが楽しめるカフェモカが簡単に完成します。

もちろん、牛乳にチョコレートを溶かす定番のホットチョコレートにしても美味しく味わえますよ。

カカオトースト

高カカオチョコレートやカカオハニーは、パンに乗せても美味しく食べられます。

固形の高カカオチョコや低糖質チョコを使用する場合は、食パンにチョコを乗せて、そのままトースターで焼くだけ。チョコが軽く溶けたら、食パン全体に塗り広げて完成です。

カカオハニーを使用する場合は、軽くトーストした食パンにカカオハニーを乗せるだけで完成です。カカオハニーはハチミツの風味も楽しめるため、より一層美味しいカカオトーストができあがりますよ。

また、カカオニブハニーを使用すると、カカオニブのカリッとした食感も楽しめ、また一味違った美味しさを楽しめます。

みつばちのーとの「カカオニブハニー」も太らないチョコの選択肢としておすすめ◎

この記事では、ダイエット効果のあるチョコレートについて、その効果や食べるタイミングなどを詳しく解説しました。

チョコレートも種類や食べ方によって、痩せる・太りにくい効果が期待できることがわかりましたね。

また、カカオハニーはまだ食べたことがないという人も多かったのではないでしょうか。

国産純粋ハチミツを種類豊富に取り揃える『みつばちのーと』では、品質の高いカカオニブハニーも購入することが可能です。

『みつばちのーと』のカカオニブハニーは、香り高いエクアドル産のカカオニブと上品な甘さの国産純粋ハチミツを組み合わせています。

そのため、その美味しさはもちろんのこと、ダイエットや健康に良い効果もしっかりと期待できますよ。

今回の記事でカカオニブハニーが気になった人は、天然国産ハチミツを扱う『みつばちのーと』もぜひチェックしてみてくださいね。

NEW

メルマガ & LINE@
会員募集中

ハチミツの美味しい食べ方や採蜜エピソード、

スタッフコラム、期間限定商品、新蜜情報、

セール情報などをお届けします。

MAIL MAGAZINE

メールマガジン会員募集中

LINE@

LINE@友だち募集中
line

@mitsubachi-n

みつばちのーと
みつばちのーと編集部