2023/12/25
コストコのハチミツについて解説。オーガニックタイプや小分けタイプもある?

コストコにはさまざまな種類のハチミツが販売されていますが、どのようなハチミツがあるのか知っていますか。
この記事ではコストコで人気のハチミツについて、産地や価格、賞味期限などとともに詳しく紹介します。
コストコのハチミツに対する評判や安全性についても紹介するので、コストコのハチミツが気になる人はぜひ参考にしてくださいね。
コストコのハチミツは「本物」?
コストコのハチミツの品質を確認するため、まずはハチミツの種類について知っておきましょう。
ハチミツは、おもに純粋ハチミツと加糖ハチミツの2つに分けられます。
純粋ハチミツとは、天然成分100%で水あめや砂糖、人工甘味料などの糖分が一切添加されていないもののことを指します。
一方加糖ハチミツは、純粋ハチミツに水あめや砂糖、人工甘味料などを添加したハチミツの加工品のことです。
純粋ハチミツには混ぜものが一切含まれていないことから、「本物のハチミツ」と呼ばれることもあります。
コストコには複数種類のハチミツが販売されていますが、ハチミツの種類としてはいわゆる「本物」と呼ばれる純粋ハチミツが多いようです。
ただし、ハチミツは産地によって細かい品質基準が異なるほか、製造工程のなかで高温での加熱処理をしている場合もあります。
高熱処理をしたものはハチミツ本来の香りが損なわれてしまったり、ハチミツがもつ栄養素や酵素などによる効果が一部失われてしまったりすることがあるため、その点には注意が必要です。
国産ハチミツを取り扱う「みつばちのーと」では、混ぜものが一切入っていない天然成分100%の純粋ハチミツが種類豊富に揃っています。
また「みつばちのーと」のハチミツは高熱処理もしていないため、ハチミツ本来の香りや風味、そしてハチミツならではの成分をしっかり取り入れることができますよ。
おいしい本物のハチミツを手に入れたい方は、ぜひ「みつばちのーと」のハチミツもチェックしてみてくださいね。
コストコで買えるハチミツの種類は?
ここでは、コストコで買えるハチミツを4種類ピックアップして紹介します。
商品の価格や賞味期限、産地、味わいなどについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、価格は通常配送料が含まれたオンライン価格を参考としているため、店頭価格はもう少し安い可能性があります。
カークランドシグネチャー 有機ハチミツ ベアージャグ
コストコのハチミツといえば、可愛いらしいくま型のボトルに入ったものを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
コストコのプライベートブランドであるカークランドシグネチャーでは、くま型ボトルが印象的な有機ハチミツを取り扱っています。
商品の基本情報は以下のとおりです。
価格 | 3,588円(オンライン価格) |
---|---|
内容量 | 680g×3本 |
原産国 | ブラジル |
賞味期限 | 約1~2年(購入時期により異なる) |
コストコのくま型ボトルのハチミツは2種類あり、これはオーガニックタイプのハチミツです。
アメリカの農務省(USDA)によるオーガニック認証も得ている商品で、パッケージには「USDAマーク」が付けられています。
このUSDA認証は日本の有機JASマークと同等性があると認められているため、このハチミツは高品質のオーガニック商品と考えて問題ないでしょう。
また、このハチミツは非加熱の生ハチミツであるため、加熱による香りや成分の損失はないと考えてよさそうです。
有機ハチミツベアージャグはブラジル産のハチミツで、国産ハチミツよりも色が濃く、深みのある味わいが特徴です。
あっさりとしたハチミツが好みの方は、少しクセがあるように感じられることもあるようです。
出典:同等性を利用した有機製品の対米輸出入に関するQ&A|農林水産省
カークランドシグネチャー ハチミツベアージャグ
コストコのくま型ボトルのハチミツには、オーガーニックではない通常タイプもあります。
商品の基本情報は以下の通りです。
価格 | 3,648円(オンライン価格) |
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内容量 | 750g×3本 |
原産国 | カナダ |
賞味期限 | (購入時期により異なる) |
価格は先述した有機ハチミツベアージャグと同じくらいですが、こちらのほうが内容量が多いため、実質の価格は通常タイプのベアージャグのほうが安くなっています。
パッケージは似ているものの中身のハチミツは別物で、通常タイプはカナダ産のハチミツです。
色合いは淡い琥珀色で比較的あっさりとした軽い甘さが特徴のため、日本人にも馴染みのある食べやすいハチミツといえるでしょう。
大容量のボトルが3本セットになっているため、さまざまなシーンでハチミツを取り入れることができそうです。
ルンドミエル 有機ハチミツ ポーションパック
コストコでは、1回使い切りの小分けタイプのハチミツも販売しています。
商品の基本情報は以下の通りです。
価格 | 2,198円(オンライン価格) |
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内容量 | 15g×72個 |
原産国 | メキシコ、ブラジル、ルーマニア、ブルガリア |
賞味期限 | (購入時期により異なる) |
「lune de miel(ルンドミエル)」は、フランス国内でのハチミツシェアNo.1を誇るトップブランドで、1920年創業の老舗ハチミツメーカーです。
コストコではこのルンドミエルのポーションパックの有機ハチミツを販売しており、その使いやすさが人気を集めています。
ただし、ハチミツの原産国はメキシコやブラジルなどフランス以外の国であるため、その点は留意しておきましょう。
各国のオーガニックハチミツを集め、フランスでそれぞれをバランスよくブレンドして製造しているようです。
1回使い切りタイプのため、いつでも鮮度抜群のハチミツを楽しむことができるほか、衛生的に保存できる点も嬉しいポイントといえるでしょう。
ただし、このハチミツは加熱処理がされている商品です。
そのためハチミツならではの香りは弱めで、熱に弱いビタミンや酵素による体への効果はあまり期待できないものと考えておきましょう。
カークランドシグネチャー ハチミツ3kg
コストコといえば大容量の商品が魅力のひとつですが、ハチミツにもカークランドシグネチャーの3kgの大容量ハチミツが販売されています。
商品の基本情報は以下の通りです。
価格 | 4,348円(オンライン価格) |
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内容量 | 3kg |
原産国 | カナダ |
賞味期限 | (購入時期により異なる) |
3kgの特大ボトルハチミツは日本ではほとんど見かけないですが、日頃からたくさんハチミツを使う方にとっては嬉しいサイズでしょう。
比較的あっさりとした甘さが特徴のカナダ産ハチミツで、クセもなく食べやすいと言われています。
ヨーグルトやパンケーキにかけるなど定番の使い方のほか、ハチミツ漬けを作ったり、料理やお菓子作りに使ったりする方が多いようです。
コストコのハチミツに対する口コミ・評判は?
では、コストコのハチミツに対する実際の評判はどうなのでしょうか。
ここでは、コストコのハチミツの評判について詳しく紹介します。
良い口コミと悪い口コミの両方を紹介するので、購入する際の参考にしてみてくださいね。
また、次章では購入前に知っておきたい注意点についても解説するので、コストコのハチミツの購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んでください。
「おいしい」「安い」の声
口コミでは、コストコのハチミツはクセがなくておいしい、食べやすいという意見が数多く見られました。
また、3kgの大容量ハチミツについては安くてコスパがいいという意見もあり、ハチミツをお菓子作りや料理などに使う方から支持を集めているようです。
「まずい」という意見も
一方、コストコのハチミツはまずい、おいしくないという意見もありました。
クセがあって食べにくいという口コミもあり、そのままでは食べられないと感じる方もいるようです。
ハチミツは産地や種類によって味わいが大きく異なります。特に外国産のハチミツを購入する際は、その商品がどのような味わいなのか事前にチェックしておくのがおすすめです。
コストコのハチミツについて知っておくべきこと・注意点
ここまでコストコのハチミツの種類、評判について紹介しましたが、コストコのハチミツを購入する前に知っておきたい注意点があります。
ここではコストコのハチミツに関する注意点や気になる噂について解説するので、参考にしてくださいね。
コストコのハチミツは固まる?
先述したようにコストコのハチミツの多くは純粋ハチミツであるため、気温の低い冬場や温度変化によって白く固まってしまうことがあります。
これはいわゆる「本物」といわれるハチミツの性質による自然な変化であるため、品質には一切問題ありません。
しかし、固まったハチミツはどうしても使いにくいことがあるため、コストコのハチミツは固まる可能性があることについて知っておきましょう。
ハチミツが固まる理由や固まったときの対処法については、以下の記事もぜひ参考にしてくださいね。
LINK
ハチミツが固まる……その防止策と溶かし方は?
コストコのハチミツには発がん性がある?
コストコのハチミツには発がん性があるのではないかと心配される声がありますが、結論からいうと、コストコのハチミツに発がん性はありません。
ハチミツの発がん性については、2021年にカナダ産及びアルゼンチン産のハチミツから基準を超えるグリホサートが検出されたことがきっかけで話題となりました。
グリホサートとは世界中で使われている除草剤の主成分で、WHOが「発がんのおそれあり」と評価したことから、各国では現在グリホサートの使用規制や残留基準が厳しく強化されています。
コストコのハチミツからは基準値を超えるグリホサートは検出されていないため、発がん性はないと考えてよいでしょう。
ただし、カナダ産やアルゼンチン産、ニュージーランド産のハチミツはグリホサートの検出量が多いことが懸念されています。
一般的な摂取量であれば、万が一ハチミツに基準値を超えるグリホサートが含まれていた場合でも健康を害する心配はありません。
とはいえ、より安心安全なハチミツを選びたい方は産地にも注目するのがおすすめですよ。
コストコのハチミツは過去に回収されたことがある?
上述したグリホサート残留による影響で、一部のハチミツメーカーは商品を自主回収しましたが、コストコのハチミツはこれまでに回収されたことはありません。
一部ではコストコのベアージャグハチミツは回収されたことがあるという噂もありますが、これは大手スーパー西友が自主回収した「西友 Great Value Clover Honey(GVベアハニー)」とコストコのベアージャグハチミツの形状が似ていたことによる影響です。
コストコのハチミツは過去に回収されたことはないため、その点は安心できるといえるでしょう。
出典:2021年10月7日 一部週刊誌の報道に関しまして 株式会社加藤美蜂園本舗| 株式会社加藤美蜂園本舗
:国産ハチミツのグリホサート残留状況について-第2報|一般社団法人 農民連食品分析センター
安心安全・国産の純粋非加熱ハチミツなら「みつばちのーと」もおすすめ◎
この記事では、コストコで買えるハチミツの種類やそれぞれの口コミ情報について詳しく紹介しました。
また、コストコのハチミツを購入する際に知っておきたい情報についても解説しました。
コストコにはさまざまな種類のハチミツがありますが、外国産のハチミツはそれぞれ品質や安全性、味わいに違いがあることがわかりましたね。
より安心安全でおいしいハチミツを探したい方は、国産純粋ハチミツを取り扱う「みつばちのーと」もチェックするのがおすすめです。
「みつばちのーと」のハチミツは余計な混ぜものが入っていないいわゆる「本物」のハチミツであるほか、非加熱のためハチミツ本来の味わいが楽しめます。
また、生産者の顔が見える国産ハチミツは安心感もあるため、安全面を重視したい方にもおすすめといえるでしょう。
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