2024/2/29
ハチミツバターの作り方。トーストやポテチなどおすすめレシピも紹介
ハチミツとバターは、相性が良い組み合わせとして人気です。
この記事では自家製ハチミツバターの作り方をはじめ、ハチミツバターを使ったおすすめのレシピについて紹介します。相性の良い食材もたくさん紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ハチミツとバターの相性・健康効果は?
ハチミツとバターは相性が良い組み合わせとして知られていますが、それは本当なのでしょうか。
ハチミツといえば、その優しい甘さと風味豊かな香りが特徴です。
一方、バターはコク深いクリーミーな味わいで、塩分が含まれている点も特徴です。
ハチミツとバターの相性が良いのは、バターの塩気がハチミツの甘さを引き立てる絶妙なバランスである点が挙げられます。
また、どちらもなめらかな口当たりであるため、その点もハチミツとバターの相性が良いポイントのひとつでしょう。
ハチミツとバターに共通して期待できる健康効果としては、まず第一にエネルギーの供給源になることです。
ハチミツはブトウ糖と果糖、バターは乳脂肪分がそれぞれ体内でエネルギー源としてはたらくため、ハチミツバターは少量でも手軽にエネルギー補給ができるといったメリットがありますよ。
さらにハチミツにはビタミンやミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなどさまざまな成分が含まれており、非常に栄養価の高い食品です。
そのため、エネルギーを供給して疲労回復に効果的なだけでなく、腸内環境の改善や美容効果、免疫力アップなどの効果も期待できます。
バターはその成分の80%以上が乳脂肪ですが、脂溶性ビタミンであるビタミンAやビタミンD、ビタミンEなども含まれています。
特にビタミンAは含有量が多く、肌や粘膜の健康維持に役立ち、免疫力を高める効果も期待できるでしょう。
【手作り】ハチミツバターの作り方・レシピ
ここでは、ハチミツバターの基本の作り方について紹介します。
材料さえあれば簡単に手作りできるため、気になる方はぜひ作ってみてくださいね。
[作り方]
- バターを室温に戻して柔らかくする
- ボウルに同量のバターとハチミツを入れ、よく混ぜ合わせる
- 好みに合わせて塩を少量加え、味を整える
- 密閉容器に移して冷蔵庫で保存する
自家製ハチミツバターは、材料を混ぜ合わせるだけで簡単に完成します。
よりふんわりとしたやわらかい食感に仕上げたい場合は、ハンドミキサーを使用して混ぜるのがおすすめです。
手作りハチミツバターの保存方法
手作りハチミツバターは、清潔な密閉容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
ハチミツとバターはどちらも長期保存が可能な食品ですが、手作りしたハチミツバターは数週間程度で食べきるのが理想です。
一度柔らかくしたバターは風味が落ちやすくなるため、まとめて作る際は数週間で食べきれる量で作るようにしてくださいね。
ハチミツバターの選び方のポイントは?
では、ハチミツバターを手作りする際には、どのような材料を選んだらよいのでしょうか。
ここでは、ハチミツバターを手作りする際の材料選びのポイントと、市販のハチミツバターを買う際の選び方について解説します。
ハチミツバターを手作りする場合
ハチミツバターを手作りする場合、ハチミツは余計な混ぜものが入っていない「純粋ハチミツ」を選択するようにしましょう。
天然成分100%の純粋ハチミツであれば、ハチミツ本来の豊かな香りと上品な甘さを楽しむことができます。
水あめや甘味料などが添加された加糖ハチミツでは、ハチミツの風味を生かした香り豊かなハチミツバターを作ることができません。
また、加糖ハチミツでは前述した健康効果も期待できなくなってしまうため、より美味しく、体に良いハチミツバターを作りたいのであれば「純粋ハチミツ」を選ぶようにしましょう。
さらに、高熱処理がされていない非加熱の純粋ハチミツを選択できると、ハチミツがもつ酵素やビタミンミネラルといった熱に弱い成分も余さず摂取することができますよ。
一方バターは、非発酵の有塩バターを選択するとよいでしょう。
バターは、発酵バターと非発酵バターの2つに大きく分類することができますが、手作りのハチミツバターには発酵していないものがおすすめ。
発酵バターはバター特有の香りとコクが味わえますが、ハチミツの香りを生かしたいハチミツバターでは、日本でよく市販されている非発酵のバターが適しています。
食塩の有無は好みで選択可能ですが、有塩バターのほうがハチミツの甘みを引き立ててくれますよ。
また適度な塩分があったほうが、そのほかの食材と組み合わせやすいといった側面もあります。
塩分控えめがよい方は、無塩バターに食塩を少量加える作り方もあるため、好みで選択してみてくださいね。
LINK
ハチミツの選び方まとめ。メーカーや産地、値段だけで選んでもよい?
市販のハチミツバターを買う場合
市販のハチミツバターを購入する際は、まず原材料表示を確認しましょう。
原材料名の最初にバターが記載されているものは、比較的固めのテクスチャーのハチミツバターとなります。
一方ハチミツが最初に記載されているものは、ハチミツの含有量が多く、とろりとした柔らかめのテクスチャーのものが多いです。
バターのコク深い味わいをしっかり楽しみたい方は前者を、よりハチミツの味わいを楽しみたい方は後者を選択するとよいでしょう。
また、市販のハチミツバターを購入する場合は、ハチミツの産地にも着目してみてください。
国産ハチミツを使用したハチミツバターは、香り豊かでありながらハチミツ特有のクセが少なく、どんな食材にも合わせやすい傾向にありますよ。
ハチミツバターを使ったおすすめレシピ
ここでは、ハチミツバターを使ったさまざまなおすすめレシピを紹介します。
定番のトーストをはじめ、クッキーやポップコーン、さつまいもやナッツなどとの組み合わせも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
ハチミツバターのトースト
ハチミツバターの使用方法といえば、まずはトーストでしょう。
熱々のトーストにハチミツバターをのせると、ハチミツとバターの香りが存分に楽しめます。
ハチミツバターのじゅわっとした味わいを楽しみたい方は、厚切りトーストに格子状に切れ目を入れてからトーストするのがおすすめですよ。
ハチミツバターのハニートースト
ハニートーストとは、食パン1斤をまるごと使ったデザートトーストのことを指します。
家で豪華なハニートーストを作ってみたい、という方は、以下の作り方を参考にしてくださいね。
[作り方]
- 食パン1斤を用意し、格子状に切れ目を入れる(厚切り食パンでも可)
- ハチミツバターをたっぷりと塗る
- 180℃に予熱したオーブンで5分ほど焼く
- 粉砂糖やアイスクリーム、フルーツなど好みのトッピングをして完成
トッピングは好みに合わせてアレンジ可能ですが、おいしいハチミツバターを使えば、粉砂糖を軽くトッピングするだけでも十分おいしく食べられますよ。
ハチミツバターのクッキー
ハチミツとバターを使ったレシピとしては、素材の味わいが楽しめるクッキーもおすすめです。
[作り方]
- ボウルに無塩バター30gとハチミツ30gを入れて、クリーム状になるまで混ぜる
- 薄力粉70gを振り入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる
- 生地がひとまとまりになったら、筒状にしてラップで包む
- 冷凍庫で1時間以上冷やす
- 3~5mmの厚さにカットして、180℃に予熱したオーブンで15分程度焼く
ハチミツとバター、薄力粉だけで作るシンプルなクッキーは、家にある材料だけで簡単に作れる点も大きな魅力のひとつでしょう。
ハチミツだけで甘みをつけるため、ハチミツ本来のやさしい甘さも楽しめますよ。
ハチミツバターのラスク
食パンが余ったときには、手作りのハチミツバターラスクはいかがでしょうか。
[作り方]
- 食パン2枚をスティック状にカットする
- フライパンにバター大さじ2を入れ、食パンがカリカリになるまでゆっくり焼く
- フライパンにハチミツ大さじ2を加え、全体になじませる
- 水分がなくなったら火を止め、粗熱がとれたら完成
フライパンで作る食パンラスクは、パンの水分が蒸発するようにじっくりと焼くのがポイントです。
ハチミツバターサンド
いつもとひと味違うハチミツバターを楽しみたいときには、ハチミツバターサンドがおすすめです。
[作り方]
- 同量のハチミツとバターをボウルに入れ、泡立て器やハンドミキサーでふんわりしたクリーム状にする
- レーズンを加えて混ぜる
- クラッカーにレーズン入りのハチミツバターを塗り、サンドする
ハチミツバターのコクとレーズンの酸味が絶妙にマッチするハチミツバターサンドは、おやつだけでなくおつまみにもよく合いますよ。
ハチミツバターのポテチ
ハチミツとバターの相性の良さは、市販のポテトチップスでも「ハチミツバター味」が販売されるほどです。
ハチミツバター味のポテチは、ポテチならではの軽い食感と絶妙な塩加減、そしてそこにハチミツの甘さとバターのコクが加わった絶妙なバランスが人気を集めています。
ハチミツバターの相性の良さをより手軽に味わいたいという方は、ぜひハチミツバター味のポテチも試してみてくださいね。
ハチミツバターのポップコーン
ポップコーンはさまざまなフレーバーが楽しめるのが魅力ですが、優しい甘さと濃厚なバターの風味が味わえるハチミツバター味のポップコーンも手作りできます。
[作り方]
- フライパンにバター20g、ハチミツ大さじ2、砂糖大さじ2を入れて弱火にかける
- 大きな泡が出るようになったら火を止め、ポップコーン50gを加える
- ハチミツバターのソースを手早く全体に絡ませたら完成
香り高いハチミツバターのポップコーンは、つい手が止まらなくなるようなおいしさですよ。
ハチミツバター×さつまいも
ハチミツバターはさつまいもとの相性も抜群です。
ふかしたさつまいも、または焼き芋にハチミツバターをたっぷり塗るだけで、ホクホクのさつまいもにハチミツバターがじゅわっと染み込んで、立派なスイーツに早変わりしますよ。
ハチミツバターをしっかり絡ませるため、さつまいもは熱々のものを用意してくださいね。
ハチミツバター×餅
ハチミツバターとお餅は少し意外な組み合わせかもしれませんが、ハチミツバターのコク深い甘みとお餅の食感が絶妙にマッチしますよ。
[作り方]
- 熱したフライパンにハチミツバターと餅を入れて片面を焼く
- 片面に軽く焼き目がついたら、ひっくり返してもう片面を焼く
- 軽く焼き目がついてお餅が柔らかくなったらお皿に盛り付ける
- ハチミツバターをトッピングして完成
上記の作り方はハチミツバターを使用していますが、ハチミツとバターそれぞれをそのまま使用してもおいしく作れます。
その場合、ハチミツは最後にかけるようにすると香りが引き立ちますよ。
味付けのアクセントとして、粗挽きこしょうやシナモンなどをトッピングするのもおすすめのアレンジ方法です。
ハチミツバター×ピーナッツ
ナッツ好きの方には、ハチミツバターとピーナッツを組み合わせたハニーローストピーナッツもおすすめです。
[作り方]
- フライパンにバター10g、ハチミツ大さじ2、砂糖大さじ2を入れて、中火にかける
- バターが溶けたら、素焼きピーナッツ100gを加えて煮詰める
- ピーナッツに軽く色が付いたら火を止める
- クッキングシートを敷いたバットにピーナッツを広げて並べる
- 30分ほど冷ましたら、粉砂糖を全体にまぶして完成
ハチミツとバターでコーティングされたピーナッツは、つい手が止まらなくなるようなおいしさですよ。
ハチミツバター×アーモンド
上記のハニーローストピーナッツは、アーモンドに置き換えて作ってもおいしく食べられます。
ピーナッツよりも香ばしさが引き立つ味わいとなるため、おやつはもちろん、ワインのおつまみにもおすすめな1品となりますよ。
おいしいハチミツバターを作るなら、非加熱の国産ハチミツがおすすめ◎
ハチミツとバターは非常に相性の良い組み合わせであり、体を動かすエネルギー源やビタミンミネラル補給もできることがわかりました。
よりおいしいハチミツバターを作りたい場合には、非加熱の国産純粋ハチミツを選びましょう。
混ぜものが一切入っていない非加熱の純粋ハチミツを使用することで、ハチミツ本来がもつさまざまな健康効果が期待できるほか、より香り高く風味豊かなハチミツバターを作ることができますよ。
「みつばちのーと」では天然成分100%の国産純粋ハチミツのみを取り扱っているため、安心安全で栄養価の高いおいしい国産ハチミツを手に入れることができます。
また、「みつばちのーと」のハチミツは高熱処理もおこなっていないため、ハチミツ本来の栄養素をまるごと摂取することが可能です。
今回の記事を参考に、ハチミツバターを手作りしたい、ハチミツバターの食べ合わせを試してみたい、という方は、ぜひ「みつばちのーと」のハチミツもチェックしておいしいハチミツを手に入れてくださいね。
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