2024/7/30
たっぷり夏野菜と大豆のハチミツキーマカレー|ハチミツバターチキンカレー
こんにちは!
管理栄養士の南谷です。
暑い夏に食べたくなるカレー!
スパイスが食欲をかきたてます。
お子様が夏休みに入られたり、
お孫さんが遊びに来る機会が多い夏は
カレーの出番も増えがち。
我が家でも子どもたちが夏休み中のため、
カレーの出番が増えています。
そんなカレーにハチミツを入れようと思った時
いつ入れたらいいのか…
どのくらい入れたらいいのか…
なんて疑問に思ったことはありませんか?
今回は
・いつ入れるのがおすすめ?
・入れるタイミングでどう変わるの?
・おすすめの量は?
(こちらはお好みで調節してくださいね♪)
をレシピを交えてご紹介します!
カレーを作る際に
ぜひ試してみてくださいね!
本日のメニュー
管理栄養士が紹介するレシピ
1:たっぷり夏野菜と大豆のハチミツキーマカレー
煮込む時にハチミツを加えてコクアップ!
食べる直前にかけると、
ハチミツの栄養はそのまま!
2:ハチミツバターチキンカレー
鶏肉を漬け込む時にハチミツを加えて、
しっとりやわらか!
ハチミツを加えて辛さもまろやかに♪
【レシピ】たっぷり夏野菜と大豆のハチミツキーマカレー
【材料(約4人分)】 調理時間 約40分
・牛豚ひき肉 … 約300g
・玉ねぎ … 中1個
・にんじん … 1本
・なす … 中1本
・ピーマン … 1個
・トマト … 小玉3個
・大豆 … 1缶(約100g)
・にんにく … 1片
・しょうが … 1片
・カレー粉 … 小さじ2
・ハチミツ … 大さじ1
・カレールー … 1~2個
・中濃ソース … 小さじ1
・ハチミツ(仕上げ用)… 小さじ1~
【作り方】
⑴玉ねぎ、にんじんを粗みじん切り、
なす、ピーマンを1㎝角、トマトを2~3㎝角に切る
にんにく、しょうがは細かめのみじん切りにする
※トマトの皮が気になる方は、湯むきしてから切ってください
⑵フライパンにオリーブオイル(分量外)をしき、
弱火でにんにくとしょうがを炒める
⑶玉ねぎ、にんじん、なす、ピーマンを加え、
中火で炒める
⑷野菜を端に寄せ、空いたスペースでひき肉を炒める
⑸ひき肉に火が通ったら、カレー粉を加えてさらに炒める
⑹ハチミツを加えて炒める
⑺トマトと大豆を加え、ふたをして弱火で15~20分煮る
⑻カレールーを入れ、焦げないように混ぜながら溶かす
⑼仕上げに中濃ソースを加えて味を整える
⑽盛り付けて、食べる直前にハチミツをかけ、
混ぜてながら食べる
★作り方のpoint♪
・カレールーと一緒にハチミツを使う場合、
ハチミツの酵素がルーのとろみ成分を分解して
サラサラになってしまう場合があります。
ハチミツは煮込む前や煮込み始めに加え、
ルーを加える前に20分ほど加熱してください。
・カレールーは様子をみて、1~2かけで調節してください。
・ハチミツを加えることで味に深みが出ます。
・食べる直前にかけたハチミツは、
加熱していないため
栄養素を全て摂ることができます。
【レシピ】ハチミツバターチキンカレー
【材料 (3〜4人分)】 調理時間 約30分(漬け込み時間以外で)
《漬け込み用》
◎鶏もも肉 … 約350g
◎ヨーグルト … 大さじ5
◎にんにく … 1片(チューブでも可)
◎しょうが … 1片(チューブでも可)
◎塩 … 少々
◎カレー粉 … 大さじ1
◎ハチミツ … 大さじ1
・にんにく … 1片
・しょうが … 1片
・玉ねぎ … 1個
・トマト缶(カットタイプ)… 1缶(約400g)
・カレー粉 … 大さじ1
・塩 … 小さじ1/2
・ハチミツ … 大さじ2
・生クリーム … 100㎖
・バター … 20g
【作り方】
⑴鶏もも肉を一口大に切り、
漬け込み用のにんにくとしょうがをすりおろす
⑵チャック付き保存袋に《漬け込み用》◎の材料を全て入れ
鶏肉とよく揉みこみ、1時間以上冷蔵庫で漬ける
⑶にんにく、しょうがは細かめのみじん切り、
玉ねぎは粗めのみじん切りにする
⑷フライパンにオリーブオイル(分量外)をしき、
ニンニクとしょうがを炒める
⑸玉ねぎを加えて、さらに炒める
⑷カレー粉を加えて、さらに炒める
⑸漬け込んだ鶏肉を漬けだれごと全て加え、
軽く炒める
⑹トマト缶と水50㎖を加える
⑺ハチミツも加え、ふたをして弱火で15分ほど煮込む
⑻煮えたら生クリームを加え、2~3分加熱する
⑼火を止めて、余熱でバターを溶かす
★作り方のpoint♪
・下味にハチミツを加えることで、
鶏肉がしっとりやわらかに。
・鶏肉の漬けだれは、
煮込む時に全て入れてくださいね。
・トマト缶の水分量によって、
加える水の量は調節してください。
・ハチミツとバターでコクがアップした
バターチキンカレーです。
・ご飯でもナンでも合いますよ!
【栄養】カレーの疑問に答えます!
①ハチミツはいつ入れるのがおすすめ?
入れるタイミングでどう変わる?
《ハチミツの栄養素を全て摂りたい》
食べる直前にかけて、
混ぜてから食べることをおすすめ!
60℃以上に加熱してしまうと
ハチミツの栄養素は壊れてしまうと言われています。
そのため、栄養素を丸ごと摂りたい方は
熱を加えないことがベストです!
今回のキーマカレーでは、
煮込み時と食べる直前、
2回に分けてハチミツを加えました。
《一緒に煮込んでコクを出したい》
カレーにハチミツを加えると、
辛さがまろやかになったり、コクがアップします。
今回のレシピでは
どちらも煮込み時に入れました。
ただ、注意してほしい点があります。
市販のカレールーを使う場合は、
炒め時や煮込み始めにハチミツを入れて、
20分以上加熱することをおすすめします。
ハチミツには酵素が含まれているため、
市販のカレールーのとろみ成分を分解して
サラサラにしてしまう場合があるんです。
そのため、20分以上加熱して、
ハチミツの酵素の働きを失わせる必要があります。
(カレー粉のみで作った場合は大丈夫です。)
逆に、この酵素の特性を活かすこともできます。
市販のカレールーで作ったカレーを
1日目で食べきれずに冷蔵庫で保管する場合、
翌日固まってしまうことありますよね。
そんな時は、粗熱がとれているカレーに
ハチミツを入れて混ぜてから冷蔵庫に入れてみてください。
ハチミツの酵素のおかげで
翌日固まってしまうことを防いでくれますよ。
※市販のカレールーの種類によってはならない場合もあります。
《肉を柔らかくしたい》
肉を加熱すると硬くなってしまうのは、
肉に含まれているタンパク質が
熱で変性してしまうことが原因です。
かたまり肉やかたくなることが気になるお肉の場合、
お肉の下味にハチミツを加えて漬け込むことがおすすめ。
ハチミツの主成分である
ブドウ糖と果糖が中まで入り込み
タンパク質が変性して硬くなるのを防いでくれます。
今回はバターチキンカレーの
鶏肉を漬け込む際に入れました!
②ハチミツはどのくらいの量を加えたらいいの!?
こちらは好みの問題もありますが
・下味の場合、お肉100gに小さじ1/2~
・煮込む場合、4人分で大さじ1~
・食べる直前にかける場合、
1人前に小さじ1/4~
様子を見てお好きなだけ
参考にしてみてください♪
それぞれ様子やお好みで
量を加減してみてくださいね!
▼今までのレシピはこちらから
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