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2019/12/23

第3のおばあちゃん家

田中 章雄

こんにちは。
みつばちのーと代表の田中章雄です。

気がつけば2019年も残りわずかとなっているんですね。

12月は何をしていたんだろう・・・
というぐらいあっという間に過ぎております。

昨日は日曜日で子供達が休みだったので、一緒に西伊豆まで飴を受け取りに行ってきました。

私たちの飴は『まりこさん』という飴職人さんたちが、一つ一つ丁寧に手作りで作ってくださってます。

こんな感じで。

 

まりこさんとのお決まりの会話

まりこさんは、飴を綺麗な状態で納品したいという想いから、業者さんに宅配してもらう事をあまり好みません。(発注量もそこそこあるので、送料も高くなってしまうのもありますけどね)

最初の頃は、まりこさんたちが伊東まで約2時間弱かけて届けてくださっていたのですが、あまりにも大変そうなので私が取りに行くようにしてます。

まりこさんに、「いついつに取りにお伺いさせて頂きますね〜」とお伝えすると、必ず二言目に言われるフレーズがあります。

「お子さんたちも一緒に来るんでしょ?」

まりこさんは私の父と同じぐらいの年齢なんですが、私の子供たちと会うのをとても楽しみにしてくださってます。

なので、
「子どもも一緒にお伺いさせて頂きますよ〜」
と答えると、

「あらぁ〜そう♪♪』
なんて感じで、かなぁ〜り喜んでくださいます。

でも、
「明日は蜂場から直接お伺いするので、私一人です。」なんて答えると、

明らかに、明らかに声のテンションが下がり、残念さ丸出しな感じで「気をつけてきてね」とだけ、一応気を使ったお言葉をくださいます。

毎回の恒例行事

お伺いすると、決まってご飯を食べに連れてってくれます。

「孫が帰ってきたみたいで楽しい♪」
と言いながら、明らかに頼みすぎな量のご飯が運ばれてきます。

「もう、お腹いっぱいだ。」
というと、
「足りないでしょ。すみません!!焼きそば2人前」と追加注文をしてしまう有様です。

おばあちゃんちアルアルですかね。

子供達は、美味しいものが食べれて、デザートまで食べな食べなと言われるので、喜んでついて来ます。

そして私は、決まって夜、胸焼けしています。

 

手間をかけて丁寧に

ご飯を食べた後は、工房を見せてもらいました。
(私は何回も見せてもらっていますが)

「ちょうどこれから”リンゴ”の乾燥の仕込みをしようと思ってたの」とのこと。

乾燥機をフル稼働させないと製造が追いつかないようで、いつも夜12時ぐらいまで果物の乾燥をさせている様です。

本当にお身体だけには気をつけてほしい。
(年末年始もお休みなくお店を開けるそうです。)

リンゴは乾燥させると、うねりがかなりでるようです。


うねりが強すぎると飴をかけても流れていってしまうので、使い物にならない。

だからかなり手間をかけて乾燥させているようです。

まず、スライスする前に皮に切れ込みを入れる。


切れ込みを入れてしばらくするとその部分が乾燥して、切れ目が広がるそうです。

切れ目を入れることによって多少うねりが少なくなるようです。

切れ目を入れたばかりの時にスライスしてしまうとうねりが強く出てしまうようなので、切れ目乾燥してが広がるまで待ちます。

・・・うん、、、大変そう。

 

切れ目が広がったら、スライサーでスライス。

スライスしたリンゴを塩水につけたのちに乾燥機にセット。

「いやぁ大変だ〜。これでしばらく乾燥させたら完成か〜」

なんて思ったら、そうでは無いようです!!

「途中で一回取り出し、なんとかペーパー(なんだっけ?)をひいた上から一つ一つアイロンをかけるのよ」

・・・一つ一つ??まじ!?

「それからまた乾燥機に戻してしっかり乾燥したら完成。なかなか休む時間がないのよ。」

・・・そりゃ休む時間ないよ。本当にありがとうございます!!

 

子供達もお手伝い?

という話をしながら、まりこさんは子供達にリンゴをスライスさせたくてウズウズしている模様。

私には一応話しかけてくれているけど、意識は子供達の方へいっているのは明らか。

片付けてあったスライサーとアイロンをわざわざ持って来て、子供達に一生懸命説明している。

そしてコンセントに電源を刺し始め、せっかく仕込んでいた、皮の切れ目がやっと開いて来たリンゴを使い見出し、長男を呼び、スライスをし始めた。

「そうそう!上手!ここ触ったら手切れちゃうから絶対触っちゃダメよ♪」
とか言いながら楽しそうにスライスしている。

せっかく皮の切れ目がようやく開いて来たのに。

さっき玄関に納品されたばかりの、切れ目を入れていないリンゴ見たけど、そっち使えばいいのに。

いつも大変だ大変だと言ってるんだから、少しでも仕込みを無駄にして欲しくないのに。

なんて私は思いながら。

でも「子どももまりこさんも嬉しそうだから、まぁいいか〜」なんて思いながら、スライスしたリンゴをお土産にいただいて帰りの車で美味しく頂きました♪

(息子はあまりにも嬉しくってスライスしたリンゴを自分で撮影 笑)

 

これから旬の果物が出て来ますよ

いつも思いますが、

『本当によくこんな大変なことを一つ一つ丁寧にやるな〜』

って本当に尊敬します。

だって、ドライフルーツ作るだけでも大変なのに、そこにまだ固まっていない状態の飴をスプーンですくってかけているんですよ。

職人魂ですね。プロだなぁって本当に尊敬します。

 

最近は柚子とキンカンが手に入り始めたようです。

今年の柚子は種が多いようで、種取りが大変だと嘆いてました。

「今年のキンカンは酸っぱいかな?」とまりこさんが心配していたので、食べてみたら美味しいキンカンで、「全然問題なく、美味しいキンカンですよ」とお伝えして来ました。

柚子とキンカン飴は発注して来たので、1月あたりにはお届け出来るのではないかなと思ってます。

楽しみです♪

 

昨日はちょうど冬至だったので、柚子を頂いたので、風呂に入れました。

そんなこんなで、小旅行の飴の受け取りをして来ましたが、やっと品薄だった飴の補充が完了です。

と言っても、大量のシール貼りが待っていますし、年末には大きなイベントが待ってます。

(納品された飴が事務所に入りきらない。シール貼り頑張らないと。)

もし飴が必要な方は、26日までにご注文頂くことをオススメします。。

27日以降はイベントの搬入などで伊豆半島におりませんので発送ができなくなります。

また、年末のイベントでは、飴が結構売れてしまうと思いますので、年明けには売り切れの商品も出て来てしまうかと思います。(売れなかったら売れなかったで大変なことになりますが)

イベント出店中はオンラインショップ上で”売り切れ”とさせて頂きますので、ご了承いただけましたら幸いです。

まりこさん。

こっちから電話かけているのに、日頃の会話を一方的に喋って電話を切ってしまいそうになるお茶目なまりこさん。

明らかに子供がいる時といない時でテンションが違いすぎるお茶目なまりこさん。

いつも美味しくて綺麗な飴を作ってくださり本当にありがとうございます。

 

PS
ドライヘベス飴は今回の製造で今年分最後となります。(残り100個ぐらいかな。)

もし必要な方は、なるべくお早めにお買い求め頂くことをオススメします。

 

PPS
クリスマスキャンペーンも明日までとなりました。

今、シナモンナッツ漬け120g、300gとレモンハニー300gとカカオニブ120gの在庫が少なくなっております。

追加製造しておりますが、お届けするのに数日かかってしまうかもしれません。

上記3点をお買い求めいただいた方は、今週末までお待ち頂くこともございます。
大変申し訳ございません。

\12月24日までの期間限定/

 

PPPS
あたらめてお伝えさせていただきますが、年内発送できるのは12月26日12:00までにご注文いただいた分となります。

決済を銀行振込をお選びいただいた場合は、26日12:00までにお振込頂いた場合発送可能となります。

ご了承いただけましたら幸いです。

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代表
田中 章雄 AKIO TANAKA
1986年3月生まれ、茨城県取手市出身、宇都宮大学農学部農業環境工学科卒業。大学卒業後、横浜の不動産仲介会社に入社して営業・人事を経験。大学時代に経験したグリーンツーリズムで感じた自然資源の可能性・豊かさを忘れられず農業ベンチャー企業へ転職。そこで養蜂と運命的に出会い、どんどん魅力にとりつかれる。師匠にお願いし、広島に移り住み、養蜂の修行を積む。2015年3月に養蜂家として独立するために静岡県伊東市に移住。日々養蜂家として勉強の日々を過ごしている。プライベートでは3児(息子2人と娘1人)のパパ。

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