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2019/4/9

養蜂家の一日に密着してみた。(春、感動の誕生立ち合い編)

田中聡子

こんばんは。
みつばちのーとの田中聡子です。

先日の兄のブログにも、一緒に蜂場へ行った時の事が出ていたのですが、
今回は、養蜂家の1日に密着した私からの視点でブログを書いてみました。

 

【朝】
事務所で仕事をしている時、

「兄から今日、ちょっと手伝ってもらえない?」

そんな一言で、私も一緒に蜂場へ行くこととなりました。

黒い軽トラに荷物を乗せて事務所から出発です!

畑に向かうまでの道のりは、大体一時間くらい。

温かい日差しが温かく、天気がいいので、海がスカイブルーでとてもきれい。

菜の花や、白めの桜の花など、カラフルな色合いが春を感じさせてくれました。

山道に入ると、兄は視線をきょろきょろさせながら走ります。

気になる木があると、間近まで寄って、木の種類、花の咲き具合を調べます。

 

私、実は今回行った蜂場へ行く山道が、とても怖いんです。

道が細いし、坂道急だし、崖から落ちたら…と思うと怖くて怖くて。

少しでも怖いと、大きな声が出てしまいます。

だから、いつも兄と軽トラで一緒に行くと
「うるさい」と言われます。

 

今回は、「うるさい」と言われない様、山道に入ると、心を無にして静かに軽トラに乗っていました。

もうすぐ到着だ!という時、軽トラが、なんかいつもと違う所でストップしました。

(ん??もう着いたのか?)っと思っていると、

「ぶうぉ~ん」っと、

ものすごいスピードで、軽トラは道なのか道じゃないのかわからないような細道にバックで入り始めました。

その細道、かなり急な坂なうえ、木の枝が軽トラにバシバシ当たるし、スピード早すぎだし。

「ちょ!!マジ何してんのぉ~!!」

ビビりまくって、私、また騒いでしまいました。

そして兄からは、「騒ぎすぎでしょ」の一言を頂きました。

 

そんなこんなで無事に蜂場につくことが出来ました。

 

普段みつばちのーとのハチミツを召し上がって頂いている方の中で、

今食べているハチミツはどんな環境でミツバチが蜜を集めて、美味しいハチミツになるのかって気になったことはありませんか??

蜂場は何か所かあるのですが、みつばちのーとのハチミツはこんな場所で蜂さんたちが蜜を一生懸命集めているんですよ。

兎に角、綺麗な川、沢山の木に囲まれて、緑いっぱいな自然が豊富な場所です。

(凄く細く、急な道なので、歩くのも一苦労ですが。)

春は、ホトトギスや、他の鳥の鳴き声が響いて、さくらや、菜の花の鮮やかな花の色が映えています。

風の音、雲の動く音、木がなびく音、そんな自然な音に囲まれて、ミツバチの働きによって美味しいハチミツが出来るんです。

 

まずは、いつも頑張ってくれているミツバチ達にご挨拶。

「いつもありがとう!春が来たね!嬉しいね!」

そして、お客様から頂いたミツバチ達へのメッセージをお伝えしました。

「いつも美味しいハチミツをありがとう。」

 

ミツバチ達を見ていると

やっぱり、この季節のミツバチはなんだか嬉しそう。

春がきて喜んでいるような。ワクワクしているような。

ふわふわした優しい雰囲気を感じます。

 

そして、今日兄から課せられた私の仕事は、新しく植えるレモンの木、ユズの木の穴を7個掘る事!

スコップ片手に、穴を一生懸命に掘ります。

普段何か作業をする時は音楽をかけて作業をするのですが、折角自然の中での作業なので、自然の音を楽しみながら作業をしました。

作業をする中でも、ミツバチは、それぞれに挨拶をしに来てくれました。

ミツバチは小さくても、一匹近くにいるだけでミツバチの元気な羽音が聞こえ、遊びに来てくれているのが分かります。

「こんにちは。いつもありがとうね。」

遊びに来てくれたミツバチに心の中でつぶやきます。

 

穴堀が終わったら、巣箱の内検をしている兄の元へ様子を見に行きました。

兄が被っているこの帽子、何という物か知っていますか?

これは”面布”(めんぷ)と言います。

顔や頭を刺されない様に守る為に被る帽子です。

また、写真で、兄が持っている物から煙が出ていますよね?

これは、燻煙器の煙をかけてミツバチを落ち着かせる為の大切な道具です。

(燻煙器の煙を炊くと、BBQみたいな匂いがしますよ。)

 

巣箱を開けると、巣箱の中には、びっしりとミツバチ達。

巣箱の中で一生懸命仕事をしています。

沢山のミツバチが飛んでいる時の羽音、圧巻ですよ~!

(兄が内検している時の私のお気に入りの音が結構あるのですが、
このミツバチ達が沢山飛んでいる時の羽音も是非皆さんに聞いてもらいたい音です。)

巣箱を開けると、まず兄が一言

「無駄巣がある」

無駄巣というのは、もう巣が狭くなっている証拠の様です。

これが出来ると、巣枠を増やしていくそうです。


無駄だったとしても、とってもきれい~!

 

兄:「女王蜂がいたよ。どれか分かる?」

っと、巣枠を私に見せてくれます。
(これはウォーリーを探せよりも難しいよお兄ちゃん…。)

1つの巣箱には1匹の女王蜂がいます。

女王蜂は他のミツバチよりも大きいんです。

ただ、ミツバチが沢山いるので、探すのは難しい。

 

兄:「この中に雄のミツバチがいるよ。どれか分かる?」
(だから、ウォーリーを探せよりも難しいって…。)

雌のミツバチと雄のミツバチの違いを教えてもらい、雄の方が体が大きくて、女王蜂が卵を産む時に、産む場所の大きさによって雄と雌の産み分けをしていることなど教えてもらいました。

他にも沢山の興味深いことや驚きの多い内検となりました。

 

内検中、凄く感動したことがありました。

私、ミツバチの誕生の瞬間に立ち会う事が出来たんです。

蓋をされた巣から、ミツバチが出てくる瞬間を。

(誕生の瞬間の動画は兄の先日のブログにて見ることが出来ます。)

最初にニョッキっと触覚が出てきて、お顔、体と出てきます。

新しいミツバチ達がニョッキっと出てくると、周りのミツバチ達がおめでとう~と言っているかの様に集まってきます。

ミツバチは卵から21日程でミツバチになるそうです。

一生懸命他のミツバチ達がお世話をして誕生してきた『ミツバチの誕生』になんだか感動をしてしまいました。

 

採蜜じゃなくて、内検だけでもとっても楽しく、充実した時間となりました。
(今回は、さらっとですが、詳しくは今後の兄のブログにて養蜂について書いてもらいますね!)

 

内検の時の兄を見ていると、
一枚一枚丁寧に、なんだか嬉しそうにミツバチ達の点検、巣箱の点検をしています。

この群は、比較的元気でとか、この群は結構気性が荒くてとか教えてくれました。

なんだか兄はミツバチと会話をしながら作業を進めているかのように見えました。

 

時々、兄は

「ハチミツってミツバチ達と戦いながら採っているんでしょ。」

っと言われることがあるそうです。

 

養蜂って普段生活をしていたら、まったく関わりないし、まったくの無知ですよね。

だから、そういう風に思っている方も多いかと思います。

 

実際は、ミツバチ達や、咲いている花達と相談をしながら、ハチミツを採蜜します。

人間は、ミツバチ達からハチミツを分けてもらっているんですよね。

 

ハチミツって尊いな。

 

内検風景をみて、

やっぱり、みつばちのーとは、何も混ぜたりせず、みつばち達が採ったそのままの状態の自然のハチミツを皆さんにお届けしていきたい!っと、

この豊な自然から、ミツバチ達が一生懸命に集めたハチミツを食べたときに、ハチミツを集めている風景、音、匂いを皆さんにお届け出来たらいいのになぁ~と改めて思った兄の密着となりました。

 

ハチミツについてちょっと興味が涌いた方は、是非ミツバチ達に会いにきてみてください!

みつばちたちは可愛くて、養蜂についてはとっても面白くて、もっともっとハチミツの事が好きになりますよ。

 

内検が終わった後は、兄とレモンとユズの苗を植えました。

レモンが採れるようになるには3年位?かかるそうで。

3年後はみつばちのーとはどんなになってるだろうね

なんて話をしながら一緒に植えました。

 

そのあとにも素敵な出来事があって、山桜の苗を頂きました。

山桜の苗を3本植えて、蜂場を後にしました。

植えた苗が大きく育った姿を見るのが今からとても楽しみです。

 

PS

先日6月15日に予定されている採蜜体験のお知らせをさせて頂きました。

ミツバチについて、養蜂について、ハチミツについて

様々なお話をさせて頂きながら、ハチミツの採蜜を実際行う。

また、採りたてのハチミツを持って帰る事の出来る採蜜体験。

興味のある方は是非ご参加下さいね~!

みつばちのーと
田中聡子 SATKO TANAKA
みつばちのーと代表田中章雄の妹。1989年生まれ。東洋大学経済学部経済学科を卒業。前職は多くの人と関わることのできる仕事がしたいとの思いから受付・スイミングインストラクターなど接客業を経験。2016年より兄のハチミツをもっとたくさんの方にお届けしたいと思いみつばちのーとの一員に。プライベートでは一児(娘)の母。

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