2022/5/12
直感と出会いを大切に。
こんにちは!
みつばちのーとのコセキです。
みつばちのーと養蜂部の一員となり、もうすぐ2ヶ月。
ブログにはちょこちょこ登場しているのですが、
女性養蜂家??と驚いた方もきっと多いのではないでしょうか?
今回は、養蜂家を目指すキッカケや私自身のこと、みつばちのこと、そんなお話を。
茨城県の米農家の次女として生まれ、6人家族の他に
番犬、ヤギ2匹、誕生日におねだりした(?)ウズラや烏骨鶏、金魚にメダカと
今考えるととっても賑やかな生き物に囲まれて、自由奔放にすくすく育ちます。
畑で採れた新鮮なお野菜に、数種類の甘酸っぱい果物。
納豆や漬物もおばあちゃんのお手製で、おかげさまで素材そのものの味が大好きになりました。
成田空港が近いこともあり外国の友人も増え、その時からぼんやりと
“海外で生活したいな〜”
なんて思うものの、なかなか踏み出せず。
仕事と遊びに明け暮れた20代。
あっという間に時は過ぎ、30代を目前にして
“自分の人生、このままでいいのか?”
と、モヤモヤや焦りがドッと押し寄せてきました。
そういえば、ワーキングホリデーは31歳になるまでだったよな…
よし、行っちゃうか!!!!
と、30歳にして渡豪を決意します。(これをギリホリと呼ぶそうです。笑)
オーストラリアで、私の日本での常識はひっくり返ります。
大自然が溢れ、人は陽気でフレンドリー。
スーパーで買い物する時は裸足だし、フルーツの味見もOK。もう最高!!!
ここに長くいるには、どうしたらいいだろう?
調べると、3ヶ月間農業に従事すれば2年目のビザがもらえるらしい!?
了解です!!すぐさま就職先を見つけました。
それは、山一面に広がる大規模な苺ファーム。
過酷と言われる苺ファームで心が折れそうになっている私に、
突然、運命の出会いが訪れます。
ブーンブーンと、あの羽音。
小さな頃、桜の花に訪花するみつばちを両手で鷲掴みにし、チクッと刺されて(当たり前)痛くて泣いた記憶が蘇ります。
怖がる私に、ファーム仲間がこんなことを教えてくれたのです。
『みつばちが、どれだけ私たちの食を支えているのか』
そして、『そのみつばちが世界から激減している事実』
衝撃と同時に、そんな彼らにフツフツと興味が湧いてきたのでした。
帰国後、“週末養蜂”という言葉を知り、そこからのご縁で日本みつばちの飼育を始めることに。
そこからどっぷりと“みつばちワールド”にハマってしまった私。
こうなると、もう止められません。
養蜂家になって、美味しいはちみつを通して
『みつばちの大切さを少しでも多くの人に知ってもらいたい』
求人を見続ける日々がスタートします。
女性では厳しいですよ。との声もありましたが、諦めないぞ…。
そしてついに、伊豆でこだわりの天然はちみつを作る『みつばちのーと』に出会うのです。
サーフィンが趣味の私にとって、海の近くはゆずれない。
みつばち最優先の環境、混ざり物の一切ない生はちみつ…これだ!!!
みつばち愛を履歴書いっぱいに込めて、無事に採用のお返事をいただいた時は半泣きでした。笑
我が家の日本みつばちは、構造上、内検(巣箱の中を見ること)ができません。
はじめての内検で、みつばち達を間近で見たあの感動は、一生忘れることはない。それくらい素晴らしい体験でした。
小さなみつばち達1匹1匹が集まって、一つの大きな家族になる。
それぞれに役割があって、皆がその役割を全うしている。
日々、みつばちから、たくさんの学びや幸せをもらっています。
養蜂を始めてから、自然と、まわりに咲く花や木に意識がいくようになりました。
ここに蜜源があったんだ!今年はここにヒマワリ畑ができてる!
今まで見ていた景色が、全く違うものになる。
そんな風に思えるのも、みつばちと出会えたから。
これから、私の感じる小さな幸せを
皆さんとシェアしていけたらいいな♪と思います。
体も心もHappyになる『みつばちのーと』のはちみつを食べた時の
皆さんの素敵な笑顔を想像しながら。
まずは、みかんの採蜜に向けて(雨続きのお天気で心配ですが…)
はちみつを作るお手伝いができたらと思います♪
皆さんも楽しみにしていてくださいね。
メルマガ & LINE@
会員募集中
ハチミツの美味しい食べ方や採蜜エピソード、
スタッフコラム、期間限定商品、新蜜情報、
セール情報などをお届けします。
COMMENT