こんにちは。養蜂部マサルです。

先週の養蜂場は、石が凍るほど、冷え込んでいました！

皆さまの地域では、いかがお過ごしですか？

2024年、早くも1か月がたちましたね。

今年のマイプロジェクトは
「旅をして、人に会い、五感をワクワクする年に！！」

遠くへ行かなくても
本や音楽、アート…
気になったら新しい世界へ一歩を踏み出す。

自分の中に宿る感性や直観を大切にしたいです。

その中で魂に引っかかるものを自分の心に持ち続け、それを繋げて、誰かのお役にたてるような…そんな足元を固める年にしたいです。

みなさんはどんな年にしたいですか？

と、いうのも、、、、

2023年はいいなあ、気になるなあ、と思っても
アレコレ理由をつけて行動せずにいる自分がいました。

昨年の秋ごろ、このままでいいのか？

このまま歳を重ねていったら何もかも中途半端なままで終わりを迎えるなあ。

自分のミッションは
食（ハチミツも！）を通して人を幸せにすることじゃなかったっけ？

自分がワクワクしなければ人を笑顔にすることなんて出来ない。

もっと自分の意思を大事にしよう…。

好きなことは好きでいいんだ。
好きを突き詰めて人を笑顔にしよう。

そう決めてから毎日が楽しくなりました。

養蜂もひと段落した昨年の12月。

本物の技を見て触れたい！と思い立ち、
息子を連れ、東京豊洲魚市場へ。

早朝にはじまる、「競り」を見学に行きました。

早朝の大物部。大物というのはマグロのことです。

卸売り業者の合図とともに威勢のいい掛け声がこだまします。

仲卸さんがセリ落とすと、百キロを超すマグロが続々と運ばれる風景は圧巻でした。

興奮覚めぬまま、朝食は市場内にあるお寿司屋さんへ。

「いらっしゃ～い」と元気な仲居さん。
板場には白衣の似合う大将の姿。

分厚い無垢のまな板には、活きた赤貝。
これを殻から取り外し、素早く包丁で切れ目を入れ、まな板の上にバシッ。
すると赤貝の身がパカ～ンと扇子のように花開く。

「うわ～これが道を極めた技かあ！」

息子と一緒に見とれながら、このライブ感も、美味しさを作る要素だとしたら…高額なのも頷けます。

無事に暮れを迎え、明けた年始。

今年のお休みは、おめでたいことをしてお腹も心もアップしよう！

元旦は、朝早く起きて、おせち料理を作って家族で乾杯！

そのあと家族総出で初日の出を拝み、神社へ参り家族の健康をお願いしました。

先日は恒例行事どんど焼へ参加。
ご近所さんと年始挨拶を交わし世界の平和を祈願。

ごちそう一杯、幸せがいっぱい詰まった1月。

良いスタートがきれました。

さて話は養蜂になります。

ハチミツの味も知らぬまま入ったみつばちのーと。
入社して4年が経ちました。

思い返すとこの4年間は失敗の連続。
ミツバチに寄り添うどころか…ハチは荒れる一方。

異常を見つけられず、危うく全滅させそうに…
巣箱を落とす…
トラックを何度もぶつけたりスタック…
一斗缶に入るハチミツを蹴とばし地面がベトベト…

「 ああ、もうダメだぁ///」

そこで2年前から毎日記録を取るようにしました。

それを振り返る。

そしてどう改善すべきか考え予定を立てる。
これを積み重ねたことで、次第にミスは減っていきました。

「やっとスタートラインに立った～」。

企業のビジネスマンは当たり前にやっていることですよね。

先日、今年初めての蜂場へ。

巣箱まわりの梅の花が次々と開花しており、

甘酸っぱい香りがふわ～と漂います。

そーっと、箱フタを開けるとミツバチは巣箱の中央付近に集まっていました。

自らの発熱で寒さをこらえ、蓄えた貴重なハチミツをなめていました。

養蜂場は、おそらく0℃前後でしたが、

巣に顔を近づけてみると「あったかい♪」

実はセイヨウミツバチは比較的寒さに強いです。
フィンランドやノルウェーでももちろん、養蜂をやっていらっしゃる方がいます。

ミツバチは冬の蜜源が無い時期を乗り越えるために秋に花蜜を集め、これを自らの力でゆっくりと、時間をかけて水分を飛ばし、ハチミツに変え保存し食料としています。

私たちはそんな貴重なハチミツの一部を頂いています。

「2024年の養蜂がスタートしました！」

ミツバチと帆走していく中で、自らワクワクし、

「自然と養蜂」を通じてお客様に豊かさを提供したいです。

今年もどうぞ宜しくお願いします。