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2023/10/25

【ハチミツの使い方】飲み物でおすすめは?ホット・アイスのレシピを紹介

みつばちのーと編集部
この記事を監修した専門家
管理栄養士、製菓衛生師、パティシエ 南谷 智佳子
東京農業大学応用生物科学部栄養科学科卒業。大学では栄養学全般を学び、栄養士および管理栄養士免許を取得。卒業後は管理栄養士として保育園で働いた後に、パティシエの道へ。修行後、個人店やホテルにて勤務。現在は管理栄養士兼パティシエとして、蜂蜜を使ったレシピなどを発信している。

ハチミツは食べ物だけでなく、飲み物とも相性抜群です。

この記事では、ハチミツと相性のよい飲み物について、レシピとともに紹介していきます。ハチミツ入りの飲み物に期待できる効果効能についても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

ハチミツを飲み物に混ぜて使うときのポイント

まず、ハチミツを飲み物に混ぜて使うときのポイントを知っておきましょう。

以下3つのポイントに気を付けることで、より美味しく、より効果的にハチミツ入りドリンクを楽しめますよ。

ハチミツの1日の適量を守る

優しい甘さが楽しめるハチミツ入りの飲み物は、1日に何杯も飲みたくなってしまいますが、ハチミツの1日の摂取量には注意が必要です。

ハチミツはさまざまな健康効果が期待できる食品ですが、大さじ1杯あたり約69kcalと決して低カロリーなわけではありません。

そのため、毎日適量以上ハチミツを摂取してしまうと、体重増加や血糖値の上昇など、健康に悪い影響を及ぼす可能性があるのです。

健康な人の場合、ハチミツの1日の適量は大さじ1〜2杯程度となります。

飲み物に混ぜて取り入れるときも、この適量を大きくオーバーしないよう注意しましょう。

温度に気を付ける

ハチミツは温かい飲み物との相性も良いですが、ハチミツの栄養素をより効果的に摂取したい場合には、ハチミツを溶かす際の温度にもポイントがあります。

ハチミツにはさまざまな酵素やビタミンC、ビタミンB1、葉酸、パントテン酸などのビタミン類も豊富に含まれていますが、これらはすべて熱に弱い栄養素です。

そのため、ハチミツを高い温度の飲み物に加えてしまうと、せっかくの栄養素が損失してしまったり、働きが弱くなってしまったりすることがあるのです。

たんぱく質の一種である酵素は、温度が45度程度になるとその働きが徐々に弱くなり、一般的なホットドリンクの温度ともいえる60度程度になると、その働きが完全になくなってしまうものも多いです。

また、ビタミンCやビタミンB1、葉酸などのビタミン類も、熱が加わることによってその量が少なくなってしまう可能性があります。

ハチミツに含まれる栄養素を余すことなく取り入れたいという人は、40~50度程度のややぬるめのお湯(飲み物)と混ぜるのがおすすめです。

純粋ハチミツを使う

ハチミツ入りの飲み物をより美味しく、より効果的に取り入れたい場合は「純粋ハチミツ」を選択するのがおすすめです。

純粋ハチミツとは、混ぜものが一切入っていない天然成分100%のハチミツのことを指します。

そのため、ハチミツの栄養素がしっかり取り入れられるのはもちろん、ハチミツ本来の豊かな香りや風味を存分に味わうことができるのです。

【ホット】飲み物に入れる場合のハチミツの使い方

ここでは、ハチミツ入りのホットドリンクについて紹介します。

定番のものから、珍しい組み合わせのレシピまで紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

ハチミツ生姜ドリンク

生姜入りの飲み物は生姜の辛味が苦手と感じる人も多いですが、ハチミツを加えることでその辛味を和らげることができます。

【材料】

  • お湯 180ml
  • 生姜すりおろし 小さじ1/2
  • ハチミツ 大さじ1

作り方は材料を全て混ぜるだけ。

生姜は生の生姜をすりおろしたもののほか、手軽なチューブタイプ、パウダータイプなどを活用してもOKです。

生姜にもハチミツと同じような抗菌作用があるため、この2つを組み合わせることでより高い健康効果を期待することもできますよ。

ハチミツ牛乳

ハチミツと牛乳はよく見かける定番の組み合わせですが、マイルドな牛乳と優しい甘さのハチミツは相性がよく、心がほっと落ち着くような1杯となっています。

【材料】

  • 牛乳 150ml
  • ハチミツ 大さじ1

優しい甘さが楽しめるハチミツ牛乳は、実は腸内環境の改善や便秘解消にも効果が期待できます。

もともとハチミツはオリゴ糖やグルコン酸によって腸内の善玉菌を増やす働きがありますが、牛乳に含まれる「ラクトース」という成分にも同様の働きがあります。

つまり、ハチミツと牛乳を組み合わせるとより高い腸内環境の改善効果、そして便秘解消に繋がる効果が期待できるのです。

ハチミツレモネード

ハチミツの甘味とレモンの酸味が絶妙にマッチするハチミツレモネードも、定番のハチミツ入りドリンクのひとつです。

【材料】

  • お湯 150ml
  • ハチミツ 大さじ1
  • レモン果汁 大さじ1

レモンは市販のレモン果汁を使用してもOKですが、生のレモンを搾ったほうがより爽やかな味わいとなりますよ。

ハチミツ×レモンの組み合わせは、ハチミツのブドウ糖とレモンのクエン酸の働きによって疲労回復にも効果が期待できます。

そのため、疲れているときや風邪気味のときなどにもおすすめのホットドリンクです。

ハニーアップルドリンク

ゆっくり時間のあるときには、りんごを使ったハニーアップルドリンクを作ってみてはいかがでしょうか。

【材料】

  • りんご 100g(1/4個)
  • 水150ml
  • ハチミツ 小さじ1
  • レモン果汁 大さじ1/2

【作り方】

  1. りんごをすりおろす
  2. 小鍋にすりおろしたりんごと水を入れ、軽く沸騰するまで加熱する
  3. カップに移し、ハチミツとレモン汁を混ぜて完成

すりおろしりんごがたっぷり入ったハニーアップルドリンクは、デザートのような満足感が得られる1杯です。ハチミツの量はりんごの甘さに合わせて調整してくださいね。

ハチミツの栄養素の損失を最小限にしたい場合には、加熱したドリンクをカップに移したあと、粗熱が取れてからハチミツを加えるのがおすすめですよ。

ホットワイン

一風変わったハチミツ入りのホットドリンクとしては、ホットワインという選択肢もありますよ。

【材料(2人前)】

  • 赤ワイン 500ml
  • ハチミツ 大さじ3
  • オレンジ 1/2個
  • レモン 1/2個
  • シナモンスティック 2本(またはシナモンパウダー 適量)
  • クローブパウダー 2つまみ

【作り方】

  1. オレンジとレモンを1cm幅のいちょう切りにする
  2. 鍋にハチミツ以外の材料を入れ、中火で加熱する
  3. 沸騰直前で火を止め、最後にハチミツを加えて完成

ホットワインはフルーティーな味わいとスパイシーな香りが楽しめるとして、海外では寒い時期の定番の飲み物として親しまれています。

ホットワインの甘みにハチミツを加えると、よりコク深い味わいが楽しめますよ。

【アイス】飲み物に入れる場合のハチミツの使い方

ここではハチミツ入りの冷たい飲み物について、レシピとともに紹介します。

簡単にできるものが多いので、ぜひ試してみてくださいね。

ハチミツレモンスカッシュ

スッキリ爽やかな味わいのレモンスカッシュは、ハチミツのまろやかな甘さとの相性抜群です。

【材料】

  • 炭酸水 150ml
  • ハチミツ 大さじ1
  • レモン果汁 大さじ2

【作り方】

  1. ボウルにハチミツとレモン果汁を入れ、よく混ぜる
  2. グラスに1と炭酸水、氷を入れ、軽く混ぜて完成

ハチミツは冷たい水に溶けにくいため、先にレモン果汁と混ぜ合わせておくことで炭酸水と混ざりやすくなりますよ。レモン果汁をゆず果汁などほかの柑橘類に替えるアレンジもおすすめです。

ハチミツきなこミルク

ハチミツと牛乳は定番の組み合わせですが、そこにきなこを加えることでまたひと味違った味わいが楽しめますよ。

【材料】

  • 牛乳 150ml
  • ハチミツ 大さじ1
  • きなこ 大さじ1~2
  • 水 大さじ1

【作り方】

  1. グラスにハチミツときなこ、水を入れ、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる
  2. 冷たい牛乳を加え、よく混ぜたら完成

きなこの香ばしい香りとハチミツのコク深い甘さが絶妙にマッチするこの1杯は、満足度も高くおすすめです。

最初にハチミツときなこをよく混ぜておくことで、牛乳を加えたときにきなこがダマにならず溶けやすくなりますよ。

ハチミツバナナスムージー

ハチミツ入りの冷たい飲み物のアレンジ方法としては、スムージーもおすすめです。

【材料】

  • 無調整豆乳 150ml
  • バナナ 1本
  • ハチミツ 大さじ1
  • シナモンパウダー 適量

【作り方】

  1. バナナを一口大にカットする
  2. 材料をすべてミキサーに入れ、かくはんする
  3. なめらかになったら完成

豆乳とバナナ、ハチミツの組み合わせは相性抜群で、朝食代わりにもおすすめの1杯です。

最後にシナモンパウダーを軽く振りかけると、またひと味違ったドリンクが楽しめますよ。

無調整豆乳は牛乳に替えて作ってもOKです。

喉によいハチミツの飲み方は?

ハチミツは健康的なイメージが強いですが、なかでも「ハチミツは喉によい」と聞いたことがある人も多いでしょう。

ここでは、喉によいハチミツの飲み方について紹介するので、喉の症状が気になる人や喉のトラブルを予防したい人は、ぜひ参考にしてください。

喉が痛いときはそのままが効果的

ここまで、ハチミツ入りの飲み物について紹介しましたが、喉が痛いときにはハチミツをそのまま舐めるのが最も効果的です。

ハチミツには抗菌作用や抗炎症作用がありますが、ハチミツの原液はとろみがあるため、ゆっくりと舐めながら飲み込むことで喉に直接働きかけることができるのです。

また、ハチミツには高い保湿作用があるため、ハチミツをそのまま舐めることによって喉の粘膜の乾燥を防ぐ効果も期待できます。

そもそも喉の痛みは、細菌やウイルスによって喉の粘膜が炎症を起こしたり、乾燥したりすることなどによって生じることが多いです。

細菌やウイルスは、喉が乾燥しているほど粘膜に付着しやすくなるため、喉の乾燥を防ぐのは結果的に喉の痛みを予防することにも繋がるのです。

レモンや生姜と一緒に飲むのもおすすめ

喉の痛みの症状には、ハチミツと一緒にレモンや生姜を取り入れるのもおすすめです。

レモンに含まれるビタミンCは、ハチミツ同様炎症を抑えるのに有効であるほか、レモンの酸味のもととなっているクエン酸には疲労回復の効果もあるため、風邪の症状の回復にも良い効果が期待できます。

また、生姜に含まれるジンゲロールという成分には抗菌作用があるほか、体を温める働きもあります。

そのため、喉の痛みをはじめとする風邪の諸症状を緩和するのに有効と考えられますよ。

白湯(お湯に溶かすだけ)もおすすめ

ハチミツ入りの飲み物としては、ハチミツをお湯に溶かすだけで作るドリンクももちろんおすすめ。

ほかの食材を加えないため、ハチミツ本来の風味や優しい甘さが楽しめるほか、ハチミツならではの健康効果をそのまま期待することができます。

お湯に溶かすときは熱湯ではなく、50度程度まで冷ました白湯と混ぜ合わせるようにすると、ハチミツの栄養素の損失も抑えられますよ。

また、ハチミツ白湯であれば、カロリーもハチミツの分だけ(約69kcal)となるため、ほかの材料と混ぜ合わせる飲み物より太る心配も少ないといえるでしょう。

「みつばちのーと」のハチミツは飲み物との相性◎

この記事では、ハチミツを飲み物に混ぜて使うときのおすすめについて、レシピとともに紹介しました。

ハチミツはさまざまな飲み物との相性がよく、温かい飲み物だけでなく、冷たい飲み物にもよく合うほか、喉の痛みにも効果が期待できることがわかりましたね。

そして、ハチミツを飲み物に混ぜて使うときには、ハチミツそのものの選び方も大切です。

『みつばちのーと』のハチミツは国産の天然純粋ハチミツであるため、ハチミツ本来の香りや風味が楽しめるほか、ハチミツの栄養素もしっかり取り入れることができます

また『みつばちのーと』では国産の純粋ハチミツを種類豊富に取り揃えているため、さまざまな飲み物と相性のよいハチミツも見つけることができますよ。

ハチミツを飲み物に混ぜて美味しく取り入れたい人は、ぜひ『みつばちのーと』のハチミツもチェックしてみてくださいね。

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