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2023/12/20

ふるさと納税でおすすめのハチミツは?「国産」や「非加熱」など、選び方を紹介

みつばちのーと編集部
この記事を監修した専門家
養蜂家 田中 章雄
宇都宮大学農学部農業環境工学科卒業。農業ベンチャー企業で勤務する中で養蜂と出会い、広島に移住して養蜂の修行を積む。2015年3月に静岡県伊東市で養蜂家として独立。日々養蜂家として勉強の日々を過ごしている。

ふるさと納税は、日本各地のハチミツをリーズナブルな価格で手に入れられるチャンスです。とはいえ、種類が豊富なハチミツのなかから、どれを選べばよいか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。

この記事では、ふるさと納税の返礼品でハチミツをもらう際の選び方について、お伝えします。あわせて、ふるさと納税のハチミツに関する「よくある質問」にも回答するので、ふるさと納税でおいしいハチミツを手に入れたい方は、ぜひ参考にしてください。

そもそも返礼品にハチミツはある?

2023年度のふるさと納税対象の商品を探してみると、いくつものハチミツが出てきます。

ふるさと納税とは、生まれ故郷や親しみのある自治体に寄附することで、税金が控除・還付されたり返礼品がもらえたりする制度です。返礼品には地域名産の工芸品や食品などがあり、ハチミツも各地の返礼品の1つとなっています。

ハチミツは、その地域に育つ植物の花の蜜から作られる食品です。土地の特色が出ることもあり、ふるさと納税の返礼品にぴったりの品といえるでしょう。

ふるさと納税ではどんなハチミツがおすすめ?

ひと言でハチミツといっても、その種類はバラエティに富んでいます。せっかくふるさと納税の返礼品としてもらうのなら、なかなか手にできないハチミツを選びたいですね。

そこで、ふるさと納税でハチミツを選ぶ際のポイントをまとめました。

国産のもの

ふるさと納税でハチミツを選ぶなら、ぜひ国産をおすすめします。そもそも外国産のものが返礼品になることは少ないかもしれませんが、理由は以下の通りです。

スーパーなどに並ぶハチミツの産地を確認すると、多くが外国産で、国産のものはあまり見かけません。その理由は、海外は土地が広く、ハチミツの大量生産が可能だからです。

一方の日本は、決して土地が広いとはいえないうえに、蜜を採取する花も養蜂家も減少傾向にあります。国産ハチミツには、希少価値があるのです。

それだけでなく、国産ハチミツは日本人の口に合うといわれています。

花の種類にもよりますが、外国産のものに比べるとさらっとした味わいで、食べやすいことが特徴です。その理由は、品質規格の違いにあります。日本では水分率の基準値をやや高めに設定しているため、外国産のハチミツより、水分が多めなのです。

参考:ハチミツの品質規格|一般社団法人日本養蜂協会

非加熱のもの

ハチミツには、加熱処理されたものと非加熱のものがあります。ふるさと納税で選ぶなら、非加熱のハチミツがおすすめです。

実は、一般的にスーパーなどで販売されている手ごろな価格のハチミツは、ほとんどが加熱処理されています。理由は、ハチミツを製品化する前の不純物を取り除く工程が、加熱によりスムーズになるからです。ハチミツを効率よく生産するための処理といってもよいでしょう。

しかし、ハチミツを加熱処理すると、ハチミツ本来の香りや味わいが失われることがあります。さらに栄養素や酵素も壊れてしまい、ハチミツを食べても期待していた健康効果が得られないこともあるようです。

その点、非加熱のハチミツであれば、ハチミツ本来の風味を損なうことがありません。栄養や酵素も余すところなく摂取できれば、健康効果も期待できます。

その土地ならではのもの

ハチミツは、蜜を採取した花の種類によって色や香り、味わいが異なります。ふるさと納税では、その土地ならではの植物から採取したハチミツを選ぶのもよいでしょう。

例えば、みかんの産地として有名な和歌山県や愛媛県の返礼品には、みかんの花のハチミツがあります。北海道をはじめとした冷涼な土地に育つ広葉樹「シナノキ」から集めたハチミツも、地域ならではのものといえるでしょう。

みつばちのーとでも伊豆半島の豊かな自然からミツバチが集めたハチミツを、ふるさと納税の返礼品としてご提供しています

ふるさと納税には、日本各地の自治体が参加しています。各自治体の特色に着目し、その地域で有名な植物や、特産品の花から採れるハチミツを選ぶことも方法のひとつです。

ハチミツで漬けたもの

返礼品には、ナッツやドライフルーツなどをハチミツで漬けた品もあります。いつもはハチミツそのものを食べているという方も、ふるさと納税でハチミツ漬けを試してみてはいかがでしょうか?

ナッツやドライフルーツのハチミツ漬けは、普通のハチミツと同じように食べることができます。

トーストやヨーグルトにかければ、見た目も華やかになり、食事内容もグレードアップするでしょう。チーズにのせてお酒のおつまみにしたり、スイーツのトッピングに使ったりするのもおすすめです。

なかには、カカオ豆を砕いたカカオニブや、らっきょうを使った珍しいハチミツ漬けもあります。ふるさと納税を活用して、ハチミツの新たな楽しみ方をみつけるのはいかがでしょうか。

ふるさと納税で購入できるハチミツの種類

アカシアやレンゲなど種類が豊富であることは、ハチミツの魅力のひとつです。ふるさと納税の返礼品にも、さまざまな種類のハチミツがあります。

ここからは、ふるさと納税の返礼品でもらえるハチミツの種類や特徴を紹介しましょう。

アカシアハチミツ

アカシアハチミツは、ハチミツのなかではポピュラーで、人気もあります。

蜜を採取するのは「ニセアカシア」という花ですが、アカシアのニセモノというわけではありません。本来のアカシアと区別するために「ニセアカシア」と呼ばれるようになりましたが、和名を「ハリエンジュ」といい、街路樹としても植えられている身近な樹木です。

北海道や秋田県、長野県をはじめ日本各地で見られ、ハチミツで「アカシア」というときの蜜源は、ニセアカシアの花になります。

アカシアハチミツの人気のポイントは、クセのないすっきりした味わいです。トーストやヨーグルト、飲み物はもちろん、料理やお菓子作りにも使うことができます。

マヌカハニー

マヌカハニーとは、ニュージーランドの一部地域に自生するマヌカという木の花から採取されたハチミツです。

味わいは、黒糖やキャラメルのような濃厚なコクがあり、高い抗菌作用をもつ成分「メチルグリオキサール」を含むことでも知られています。海外では、医療用のガーゼやジェルにマヌカハニーが利用されているほどです。

ふるさと納税の返礼品としては、海外で採取した蜜を輸入して、国内で加工したマヌカハニーが出品されています。

マヌカハニーは一般的なハチミツよりも値段が高めなので、ふるさと納税を活用して手に入れることも、1つの選択肢といえるでしょう。

参考:マヌカハニーの特徴とその機能性|加藤 陽二

百花蜜

百花蜜とは、その名前のとおり、さまざまな花の蜜を集めたハチミツです。対して、アカシアハチミツやレンゲハチミツなど、花や植物の名前がついたハチミツを「単花蜜」と呼びます。

百花蜜になるか単花蜜になるかを決めるのは、蜜を採取するミツバチの種類です。単花蜜を作るのは、一種類の花から蜜を採る性質がある「セイヨウミツバチ」、百花蜜は、複数の花から蜜を集める「ニホンミツバチ」によって作られます。

セイヨウミツバチに比べるとニホンミツバチは飼育が難しく、養蜂家の数は多くありません。

また、セイヨウミツバチは年に2回ほど蜜を集めますが、ニホンミツバチが蜜を採取するのは年1回程度です。ニホンミツバチの採蜜量がセイヨウミツバチほど多くないこともあり、百花蜜は希少なハチミツといえるでしょう。

さまざまな花の蜜があわさった百花蜜の味わいは奥深く、土地によって風味も異なります。また、同じ土地の百花蜜でも、季節によって咲く花が変われば香りや味が変わることも、魅力の1つといえるでしょう。

ふるさと納税のハチミツに関するよくある質問

ふるさと納税のハチミツについて、よくある質問をピックアップしました。返礼品でハチミツを選ぶ前に、チェックしておきましょう。

還元率はよい?

ふるさと納税の還元率とは、寄附金額に対する返礼品の市場流通価格の割合です。還元率が高いほど、お得に返礼品がもらえることになります。

還元率に関しては、2019年に総務省が「返礼割合は3割以下とする」という制度を整えました。

そのような背景もあり、還元率の平均は約30%といわれるなか、ハチミツの還元率はおよそ30〜40%程度、中には50%を超えるものもあるようです。平均と比較すると、ハチミツの還元率は高めといえるでしょう。

ただし市場価格は常に変動します。還元率は、あくまでも参考程度にとらえておきましょう。

参考:ふるさと納税に係る指定制度について|総務省

大容量のほうがコスパがよい?

寄附金額に対する量でコスパを考えるのであれば、大容量のハチミツはコスパがよいといえそうです。ただし返礼品のなかには、容量は少なめであるものの、希少価値のあるハチミツも出品されています。

ハチミツを毎日食べたり、料理に使ったりする方は大容量のハチミツ、少量でも質の良いハチミツを食べたい方は、コスパよりも好みを重視して選んでみてはいかがでしょうか。

人気エリアは?

ふるさと納税では、日本全国の自治体が返礼品にハチミツを採用しています。そのため、特定のエリアに人気が偏っているわけではなさそうです。

自治体により特色はありますが、定番のアカシアから、百花蜜のハチミツ、珍しいソヨゴやクロガネモチなど、さまざまなハチミツが出品されているので、「どこがいい」などは好みによるかもしれません。

ふるさと納税なら、みつばちのーとの国産非加熱ハチミツがおすすめ◎

ふるさと納税の返礼品には、日本全国のハチミツがそろっています。自治体に寄附をするとお得な価格で返礼品が手に入るため、ふるさと納税はおいしくて高品質なハチミツを試すチャンスです。

国産で非加熱、天然のハチミツを手がけている「みつばちのーと」のハチミツも、ふるさと納税で静岡県伊東市の返礼品として受け取ることができます

市販のハチミツのなかには、砂糖や水飴を混ぜているものもありますが、みつばちのーとのハチミツは、混ぜものはいっさい加えていません。静岡県伊豆半島の自然が育んだハチミツを、そのまま味わうことができます。

ふるさと納税の返礼品で自治体に寄附をしながら、風味豊かなハチミツを楽しんでくださいね。

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